私は触媒コンバーターの盗難防止シールドを使っています、なんて人は日本国内にほとんどいないと思います。

触媒コンバーターの盗難は日本ではあまり聞いたことがありませんが、海外ではかなり問題になっています。触媒コンバーターは、排気ガスの有害物質を無害ものに変換してくれるとても重要な装置です。

ここ数年でアメリカやカナダ、イギリスでもかなり問題になっていて、駐車している車両の下に潜り込んで、素早く触媒を取外し持ち去ってしまいます。触媒を盗まれたらエンジンをかけた瞬間バリバリバリッと爆音がするのですぐに

「やられた！」

と分かります。

なぜ触媒コンバーターが盗まれる理由は、触媒にはプラチナやパラジウム等のレアメタルが使われているからです。泥棒にとっては、車の下にお宝がぶら下がっているなら盗まない手は無い、と思うのでしょう。作業着を着て車の下に潜って触媒コンバーターを外していても、傍から見たら整備しているのか、泥棒なのか見分けがつきにくいですよね。

触媒コンバーターの盗難防止対策は、施錠されたガレージに車両を保管する、ですが誰もがこの条件をクリアできる訳ではありません。

比較的安価にできる対策としては、触媒コンバーターの盗難防止シールドを取り付け、盗み難くする方法があります。

泥棒だって5分かかる仕事と15分かかる仕事なら、手間とリスクを考えたら15分かかる仕事の方は避けたいはずです。

触媒コンバーターはかなり高額パーツです。新しい車程高く、50万円以上する車種も少なくありません。触媒コンバーターの盗難防止シールドは数万円あればできる盗難防止策。

日本ではまだ触媒コンバーターの盗難はまだ少ないと思いますが、そのうちニュースやワイドショーで取り上げられる日が来るかも！？

好きな車と、暮らそう。

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