軽視されがちなタイヤの空気圧チェック

2026年5月1日

無料(あるいは低価格)で誰でもできるのに、軽視されがちで、かつ事故に直結しやすい車のメンテナンス。

それは、タイヤ空気圧チェックです。

タイヤ空気圧チェックが重要だと言う事は分かっていても、正常性バイアスと楽観性バイアスが働いて、黙殺しがち。実際にそれでも何も起こらないケースの方が多いのですが、何か起こった時の一発が大きい。最悪死にます。

毎日乗っているから大丈夫、ではない

日常的に運転している車で、特に違和感を感じることが無いので大丈夫と思っていても、それは気がついていないだけで、タイヤの空気は少しずつ確実に減少します。タイヤの空気は密閉されているようで、少しずつ自然に空気が抜けるので、何もなくても1ヶ月で数%程度低下するものです。車検や12ヶ月点検でタイヤ空気圧をチェックしていても、2~3ヶ月経過したら1割以上空気圧が減少していても不思議ではありません。

TPMS(空気圧監視システム)があるから大丈夫?

最近の多くの車種は、タイヤの空気圧監視システム、TPMSが装備されています。「だから大丈夫!」と思うのは間違いです。TPMSは車種によって監視の仕方が変わりますが、空気圧が大幅に減っている、あるいは1本だけ回転誤差がある(つまりパンクの可能性が高い)場合等に点灯します。バランス良く4輪の空気圧が減少している場合、基本的にTPMSは沈黙をしています。あくまでTPMSは最後の砦と思うべきです。

ただし、一部例外があります。4輪の空気圧が数値で明確に確認できる車種です。

この手の空気圧監視システムはドライバーが見なければ意味がないのですが、例えばポルシェは少しでもずれるとすぐ警告が表示されるほど敏感です。これは設計思想が完全にスポーツ走行前提だからです。時速200kmで走行するような車にとって、空気圧はとても重要です。

重量変化と長距離運転する大型連休は特に注意!

普段1人や2人しか乗車しておらず、ろくに空気圧チェックをしていない車両は、大型連休のロングドライブで嫌な思い出を作ることになるかもしれません。

ロングドライブと言う事は、高速道路を走行する割合が増えます。また、普段1人~2人しか乗らないのに、大人5人乗車して積み込む荷物が多い場合はよりタイヤ空気圧の重要度が増します。

マメな空気圧チェックして損はない

タイヤの空気圧を適正に保つことは、燃費にも良い影響があります。ガソリンスタンドもセルフが増えたので、やり方を覚えておいて損はありません。

強いて言うなら少し手が汚れるので、100円~200円位で変える背抜き手袋を車に入れておくと良いでしょう。

 


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