カリフォルニア州、純正タイヤと同等以上の燃費効率を持つタイヤ以外は認めない?

2026年6月12日

アメリカの自動車メディアやSNS(Reddit等)で物議を醸している、タイヤ問題。

具体的には、タイヤ交換する際、新車時に装着されている純正タイヤと同等以上の燃費効率を持つタイヤ以外は装着してはいけない、という規制をカリフォルニア州が導入しようとしています。

この規制の目的は、タイヤの転がり抵抗を抑えることで、州全体の燃料消費量と二酸化炭素(CO2)排出量の削減。2028年からフェーズ1が始まり、2031年にはさらに厳しいフェーズ2が導入される計画です。

この計画に多くの反対の声が上がっています。

反対の声が多い理由

  1. タイヤ交換コストが上がる
    タイヤ交換時に当たり前のように新車装着時と同じ銘柄のタイヤに交換している人には関係ない話ですが、少しでも出費を抑えようと安価なタイヤに交換すると言う選択肢が封印されるからです。恐らくこれが一番多い反対意見だと思います。これに対し、この規制案を出したカリフォルニア州エネルギー委員会は、転がり抵抗の低いタイヤは「燃料や電気の消費が少なくなる(=省エネになる)」、つまりタイヤ購入時のコストは高いが、消費燃料や電気は減ると主張しています。実際にこの説明通りになるのか、机上の空論なのかは分かりません。
  2. 性能重視派
    スポーツカーやパフォーマンスカーに乗る一部の人たちは、ハンドリングや、路面の状況がクリアに伝わるフィーリングを重視します。グリップ力、ブーレキ性能、熱ダレ耐性等を重視したいドライバーは、価格上昇よりも好みの性能のタイヤに交換する選択肢を奪われることを恐れています。

まだ最終的に決まったわけではありませんが、もしこの規制癌がカリフォルニア州で決定したら、この流れが広まる可能性があります。

これは、タイヤメーカーにとっても大きな問題になります。エコタイヤやEV向けタイヤに力を入れてきたメーカーは有利ですが、そうでないメーカーにとっては悪いニュースになるでしょう。

日本はどうなるか?

日本はしばらくこのような規制が入ることは無いと思います(思いたい)が、欧米にこの規制が広がったら日本も同じ流れになる可能性があります。ただでさえタイヤ価格が上がっているので、困る人は多いと思います。

 


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