保険会社「ヘッドライトを修理できるよう何とかしろ!」
ドイツの保険大手のアリアンツが、自動車のヘッドランプ修理費用があまりにも高額なので、自動車メーカーに「何とかしれくれ!」と強い要請をしています。
以前もヘッドランプ価格が保険会社を悩ませているという記事を書きましたが、今回はいよいよ保険会社がこの問題について発言をしました。
ヘッドランプ修理価格の異常な高騰
2015年の平均ヘッドランプ単体価格は708ユーロ(約132,000円)でしたが、2025年には平均1,251ユーロ(約233,000円)にまで上昇しています。
高度なシステムを搭載した車種になると、LEDマイクロチップを2万~3万個も使用していたりするので、片側だけで125万円位もする超高額ヘッドライトも存在します。
問題視しているのは修理ができないこと
ヘッドランプの高性能化は、交通事故減少につながりますから、保険会社としてもメリットになります。しかし、アリアンツが物言いをつけたのは、このハイテクヘッドランプは軽微な擦り傷ですらアッセンブリー(丸ごと)交換になることです。
ハイテクLEDヘッドランプには精密電子部品がギッシリ詰まっています。基盤の腐食から守るために、高い気密性を優先した構造になっています。複雑かつ精密故に光軸や配光も非常にシビアなことも部分修理ができない理由の1つです。
アリアンツが修理できないは言い訳だと考える理由
興味深いことに、ハイテクLEDヘッドランプが修理できないことは自動車メーカーの言い訳に過ぎないと考えていることです。
保険会社がメーカーを名指して言及する例は非常に稀ですが、この問題についてアリアンツは
トヨタのヘッドランプはレンズ、ハウジング、電子部品、取付部を個別に交換できるよう設計されている
つまり、他のメーカーもできるでしょ?
と述べています。
修理できないヘッドランプが消費者の負担を増やす
修理ができない構造の高額ヘッドランプが主流になれば、保険会社の負担する修理費用が増えます。
修理代が高くなれば、保険会社は保険料を上げてきます。つまり、最終的な負担は消費者に返ってくるのです。
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