シトロエンが英国の道路の穴を補修する理由
シトロエンが英国の道路のポットホール補修に協力しているニュースが、親会社ステランティスの英国メディアサイトに掲載されました。
なぜシトロエンが、英国の道路の穴を修理しているのか気になりますよね。これにはイギリスが抱える道路の穴の問題と、シトロエンの巧みな?PR・マーケティング戦略の双方が関わっているようです。
英国で深刻な道路の穴問題
英国の道路にはポットホール(舗装の穴)が全土に多数存在し、これが深刻化しています。英国の道路の穴を全て塞ぐには、場所によって100年以上待たなければならないと言われています。幹線道路が優先されるので、優先度の低い道路は後回しにされてしまうようです。
穴だらけの道の再舗装に103年待ち?地元住民が批判するも州議会は幹線道路を優先 | Watch
英国の道路の穴問題は時々ニュース番組も取り上げています。
道路の穴は、パンクやホイールの変形を招き、避けようとして事故につながる恐れもあります。また、自動車だけではなく自転車やオートバイにとっても穴は脅威です。
なぜ英国の道路は穴が多い?
英国でポットホールが多い主な原因は、気候と資金不足、古い道路が多いからです。イギリスは年間を通じて雨が多く、冬場には凍結と融解をくりかえすので、舗装道路に穴が開きやすくなります。
建設から数十年経過した舗装道路も多い一方、交通量増加や車両の大型化で昔の設計の道路は負荷に耐えられなくなっています。
AUTOCARでもこの件は取り上げられていますね。
日本は英国以上に舗装道路に厳しい環境だと思いますが、道路に関して言えば財源もイギリスより潤沢なので、探すほうが難しい位穴は存在しません。(たまに埼玉のような大きな穴は空きますが…)
なぜシトロエンが穴を塞ぐ協力をした?
シトロエンが道路の穴(ポットホール)補修を支援する理由は、社会貢献として道路改善に寄与する姿勢を示すことに加え、シトロエンe-C3の荒れた路面でも快適に走行できる”Advanced Comfort®”技術を自然にアピールできるからです。公共性と製品強みの両方をアピールする、巧みなPR戦略です。
シトロエンは補修をカバーする範囲250㎡分+1週間分の人件費と材料費、機械費を負担することになるので、推定で数十万〜数百万ポンド位(日本円で約数千万円〜数億円)を寄付する形になると思われます。CM効果もあり、人助けもできるのであれば、なかなか良いマーケティング戦略だと思います。
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