漆黒で重厚な大統領専用車「ザ・ビースト（野獣）」。

トランプ大統領が日本訪問時に乗るアメリカ大統領専用のリムジンです。
その最大の特徴は、「動く要塞」と呼ばれるほどの圧倒的な防御力！

主な特徴は以下の通りです。

1. 驚異的な防御性能
・装甲
車体は鉄鋼、アルミニウム、チタン、セラミックを組み合わせた軍用レベルの複合装甲で覆われており、厚さは約12.7cm～20cmと推定されています。
・防弾ガラス
窓の厚さは約12.7cmもあり、マグナム弾などあらゆる弾丸に耐えられると言われています。
運転席の窓だけが、わずか7.6cmほど開閉可能です。
・耐爆設計
車体底面は強化鋼板で覆われ、地雷や手榴弾などの爆発にも耐える設計です。
・化学兵器対策
キャビンは完全に密閉されており、生物化学兵器による攻撃にも対応できます。

 

2. 特殊装備
・タイヤ
パンクしても走行可能なランフラットタイヤを装備しており、タイヤが完全に破壊されてもリムだけで走行を継続できます。
・燃料タンク
銃撃を受けても爆発しないよう、特殊なフォームシールで密封されています。
・医療・血液
大統領と同じ血液型の血液が搭載された冷蔵庫や、酸素供給装置などの医療設備が備えられています。
・通信
ペンタゴン（米国防総省）と直接通信できる衛星電話などの高度な通信システムを搭載しています。

 

3. 車両情報
・ベース
キャデラックの外観をしていますが、実際はトラック（GMCトップキックなど）のシャーシをベースに、完全にカスタマイズされた特注車です。
・重量とサイズ
車両重量は約8トン～9トンと推定される超重量級で、最高速度は控えめです。
・台数
海外訪問時には、セキュリティ上の理由から、同じ仕様の車両が複数台（通常2台以上）用意され、軍用輸送機（C-17など）で事前に輸送されます。

まぁ一般的に考えてクルマに近づくことさえ出来ないでしょう。
しかし、日本とは違い銃社会のアメリカでは、これでも足りないのかも知れませんね。

 

 

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