パキスタンの車に貼られた日本語文字
旅行系YouTuberのしげ旅さんの動画を見ていて気になるのは、海外で乗られている自動車です。
例えばパキスタンを紹介する映像に登場したのが、日本語のステッカーが貼られているバス。
“ステルスブルー光”
の文字が貼られているバス、自動車教習所のステッカーが貼られているバスが登場しています。
自動車教習所に関しては日本に実在するので、この教習所で使用されていたバスの中古車である可能性があります。
規模は不明ですが、パキスタンでは以前から自動車に日本語のステッカーを貼る文化があるそうです。ステルスブルー光は、翻訳サイトか何かで日本語文字を作成した可能性があります。
日本語ステッカーを貼る習慣
パキスタンのオンラインショッピングサイトのDarazでも、日本語や日本文化を模倣したステッカーが販売されています。
例えば…
画像はすべてDarazより引用
- MADE IN JAPAN 日本製

- 藤原豆腐店

これはイニシャルDのアレですね。 - 粒子状物質減少装置ステッカー

恐らく、こちらが貼られた中古車がパキスタンに運ばれ、真似て作られたのだと思います。 - 保管場所標章

自動車の保管場所標章を真似て作られたステッカー。 - 車検、点検ステッカー

車検ステッカーや点検整備済ステッカーまで…。
看板ステッカーは剥がしてから売約したほうが良い?
先程の自動車教習所のように、ステッカーを剥がさず売却した場合、次のオーナーがそのステッカーを剥がすとは限りません。
10年位前の話になりますが、アメリカのテキサス州の配管業者マーク・オーバーホルツァー氏が、中古車販売店に下取りに出した社名「MAKR1」入りの社用車が、社名を消されないまま武装勢力の手に渡り、その画像がネットで拡散されたことがあります。そのトラックは競売を経てトルコ経由で武装勢力の手にわたり、マーク氏の会社や携帯電話に1,000件以上の嫌がらせや脅迫電話が殺到。それによって業務停止を余儀なくされました。自動車販売店が社名を消すと言う約束でマーク氏は車を売却しましたが、その販売店が社名を消さずに競売に出していたそうです。
後で変な騒動に巻き込まれたくないのであれば、消したほうが良いでしょう。
好きな車と、暮らそう。
052-774-6151
auto@riesen.co.jp
サービス工場Blog
車検、点検、整備のあれこれを毎日更新!
熟練のメカニックの匠の技をご覧になれます。



