アメリカのスバルユーザーが持つユニークな価値観
アメリカでのスバルのブランド戦略がとても上手く行っています。今日はそれについて深堀りしようと思います。
前置きとして、人を見た目や所有物で判断すべきではありませんが、統計的には一定の傾向が存在することも事実です。もちろん、すべての人に当てはまるわけではなく、あくまで傾向として理解していただければと思います。
スバルユーザーは客層が良い
アメリカではスバルのユーザーは客層が良いと言われています。実際に統計ではスバルオーナーの世帯所得水準が高いのですが、単に所得が高いだけではありません。
- 自然や環境に対する意識が高い
- 家族やコミュニティを重視する
- ペットを大切にする
- アウトドアが好きが多い
- 安定した職業のユーザーが多い(公務員や教員、医療関係等)
- ブランドロイヤリティが高い(ブランドの忠誠心が高い)
- 収入が安定した中年層が多い
興味深いのは、北米のスバルユーザーは、もっと高額な他社高級車を買える経済力が有りながらも、あえてスバルを選ぶ傾向があることです。
自動車を購入する際には、多くの人は多かれ少なかれ車格を気にするものです。しかし、スバル車を選ぶ人は、ステータスや見栄のために車を選ぶのではなく、スバルの優れたAWDや悪路走破性、アイサイト等の安全性、スバルと言うブランドを重視する人が多いのです。
また、先程述べた、スバルユーザーには”安定した職業のユーザーが多い(公務員や教員、医療関係等)“の部分。これは一概に全てがそうだとは言いませんが、景気に左右されない安定した職業は、他者や社会に貢献するような業務内容が多く、利他的で社会的責任が強い傾向があります。
L.L. Beanの哲学
スバルは2000年~2008年までの8年間、L.L. Beanとのパートナーシップの関係でした。スバル車のグレードにL.L.Beanエディションがあったので、ご存知の方も多いと思います。
スバルはL.L.Beanの哲学をブランド戦略に取り入れ、それが上手く行ってL.L.Beanと似た客層を取り込むことに成功したのだと思います。
L.L.Beanとのパートナーシップは2008年に終了しましたが、スバルはこの8年間で確立した”ライフスタイルへの共感”という哲学を決して手放しませんでした。
L.L. Bean以外と組んでいたらどうなっていたか?
もしスバルがL.L. Beanではなく、ザ・ノース・フェイスやアークテリクスと提携していたら、現在のスバルのイメージと、スバルの客層は全く違ったものになっていた可能性が高いです。
どちらが良かったのかは分かりませんが、ザ・ノース・フェイスやアークテリクスと提携していたら流行に敏感な層を取り込めたと思いますが、その分ブランドロイヤリティは低くなって可能性があります。流行に左右されにくいL.L. Beanと組んでいたので今のスバルがあるわけですから、L.L Beanと組んでいたのは正解だったと思います。
冒頭でも述べましたが、全てがこれに当てはまるのではなく、あくまで統計上このような傾向がある、と言うデータに基づいて書いたブログです。その傾向は、ブランドロイヤルティ調査で量販ブランド部門トップを継続的に獲得しているという揺るぎないデータにも裏付けられています。
でも、何となくそれは分かりますよね。アメリカに行ったことが無い人でも、向こうの映画やドラマを見ていると、警察官や医療関係者がスバル車に乗っている設定のシーンを見ることが多いですから。
好きな車と、暮らそう。
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