あなたは自動運転を信頼しますか?世界21カ国『自動運転信頼度』

2025年9月7日

皆さんは、自動車の自動運転を信頼できる技術だと思いますか?

カナダに拠点を置く、分析したデータを視覚的にわかりやすい形で表現することを得意とするオンライン出版社、Visual Capitalistが、

「市街地や高速道路での自動運転を信頼しますか?」

という質問を21カ国で調査しました。その調査結果が以下です。

非常に信頼する かなり信頼する 少し信頼する 全く信頼しない
インド 22% 29% 35% 14%
パキスタン 13% 23% 43% 22%
ブラジル 9% 18% 46% 26%
中国 8% 47% 35% 10%
ケニア 7% 24% 53% 16%
メキシコ 7% 25% 48% 20%
南アフリカ 7% 15% 40% 39%
アルゼンチン 6% 22% 48% 24%
グローバル 6% 19% 44% 31%
インドネシア 6% 23% 54% 16%
アメリカ 6% 13% 30% 51%
オーストラリア 5% 13% 33% 49%
スペイン 5% 17% 44% 33%
カナダ 4% 12% 40% 44%
チリ 4% 23% 49% 23%
フランス 4% 14% 41% 41%
ドイツ 4% 15% 40% 41%
イタリア 4% 14% 44% 39%
英国 4% 10% 34% 52%
ポルトガル 3% 10% 46% 40%
日本 2% 12% 65% 21%
ポーランド 2% 9% 49% 40%

2023年11月、21か国・少なくとも各国1,000人以上を調査したデータだそうです。


この調査結果がとても興味深いです。

日本は慎重派

非常に信頼する順に並んでいますが、日本とポーランドは2%と、とても低いですね。これだけを見て

「日本は自動運転にかなり否定的なんだ」

と思うのは間違いです。

「少し信頼する」は最も多い65%、「全く信頼しない」が21%と低めの数値。つまり、この調査に日本人はかなり慎重な回答をしていることが分かります。中立的で様子見の姿勢を示すこの特徴は、日本の国民性そのものだと思いました。これが良いか悪いかは置いといて、日本人は自動運転技術を頭ごなしに否定するのではなく、将来的に安全性や法整備が進めば受け入れる気持ちがあるという、現実的な視点で見ているのでしょう。

新興国は前向き

インド、パキスタン、ブラジル、中国、ケニア、メキシコ等、新興国は「非常に信頼する」「かなり信頼する」の割合が高い傾向にあるようです。

新しいテクノロジーに対する受容度が高いことや、既存の交通インフラが未整備で、自動運転が「飛び越え技術」として期待されているからでしょう。また楽観的な視点を持っている人が多いのかもしれません。

因みに、私個人的な意見は、「非常に信頼する」なので、新興国型のマインドだと分かりました。

日本以外の先進国の特徴

日本は国民性が調査結果にもろに出た感じですが、他の先進国は「全く信頼しない」が30~50%と懐疑派が多いですね。特にアメリカ、英国、カナダ、フランス、ドイツ、オーストラリアは「全く信頼しない」が40%以上と高いことに驚きました。アメリカは、テスラやWaymoのイメージが強いので自動運転技術を信頼しているのだろう、と勝手に思っていましたが、「全く信頼しない」が51%もあります。

アメリカが否定的な人が多い理由

恐らくアメリカではテスラの事故が心理的に大きな影響を与えていると思います。テスラの事故件数は自動車全体の事故件数から見れば、決して多いわけではありません。しかし「自動運転中に死亡事故が起きた」というインパクトがかなり大きくて、世論に強烈な印象を残しています。

テスラはファンも多い自動車メーカーですが、その強烈なブランドイメージやCEO(イーロン・マスク氏)を嫌うアンチ層も多いことも事実です。テスラは比較的高価格帯でEVインフラが整った高所得層が多いエリアに偏る傾向があります。所得格差の大きなアメリカでは、買えない・乗れない、手が届かない商品に対してネガティブキャンペーンをしているのかもしれません。


自動運転の技術はどんどん進化しています。この調査は2年近く前のものなので、今調査したらまた違う結果になっているかもしれません。

私は自動運転技術にかなり期待しています。その理由は、将来運転免許返納する年齢になった時に、「自動運転車に乗る」と言う選択肢が欲しいからです。


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