日本と異なる南アフリカの自動車盗難手口
南アフリカの自動車盗難の手口は、日本の窃盗団の手口と大きく異なります。
日本の自動車盗難は、CANインベーダー、リレーアタック、ゲームボーイと呼ばれる手口が使われています。
南アフリカの自動車窃盗の手口はかなり手荒なものが多いです。
- 偽警察官
窃盗団が警察官になりすまして被害者を停車させます。車両から降りるよう指示し、被害者が車両から降りたところを奪い去る手口です。 - 駐車場待ち伏せ騙し
ショッピングモール等の駐車場で、窃盗団がナンバープレートを外します。被害者が買い物から戻り、車を走らせようとする直前にクラクションを鳴らし、
「ナンバープレートが落ちてるよ!」
と伝えます。被害者が車から降りて確認している時に奪い去る。 - 善きサマリア人
窃盗団が故障や事故に遭い路肩で困っている感じを演出。親切なドライバーが助けようと停車したところを襲撃。 - タップタップ(電子的)
TAPの意味は軽く叩く。電子的TAPTAPはスマートキーの車両をリレーアタックする方法。ドアハンドルを軽く叩くことからTAP TAPと呼ばれているそうです。日本でも使われている手口ですが、日本と違うのは場所や時間帯を選ばないこと。 - タップタップ(物理的)
窃盗団が信号待ち等で軽く被害者の車に軽く追突します。被害者が降りてきたところ、窃盗団が襲撃し車両を奪います。 - 自宅待ち伏せ
南アフリカで最も多いのがこの手口。被害者が自宅に帰ってきたところを襲撃します。高度な技術を必要とせず、比較的簡単に成功し、家の中の金品も狙われるケースもあります。南アフリカでは自動車盗難の7割程が私道だと言われています。
日本の自動車窃盗の件数は、過去のピーク時に比べれば大幅に減少しています。しかし近年、窃盗団も高度な技術を身につけ、再び増加傾向が見られます。今月21日に国民民主党が、自動車盗難対策法案と組織犯罪厳罰化法案を衆議院に提出しました 。
簡単に内容を説明しますと、
自動車盗難対策
- 国や地方公共団体が、自動車窃盗の取り締まりを強化・迅速化し、違法な自動車解体場所(ヤード)の運営を抑止。盗難車両の流通・輸出を防止する
組織犯罪厳罰化
- 窃盗団のような組織的な犯罪に対して、厳罰化を進める。
記事には
“両法案は過去二回参議院に提出している。”
と記載されています。つまり、過去2回はこの法案が通らなかったことを意味しています。
私の知人も昨年車両盗難の被害に遭いました。車両保険に入っていたのですが、希望の新車を入手しようとすると納期が1年以上先になり、当然その間のレンタカー代の面倒までは保険会社は見てくれません。やむを得ず新車とほぼ同価格で売られている中古車を購入しています。2~3ヶ月程かなりいろいろ大変だったと聞きました。是非この法案が成立して欲しいと思います。
好きな車と、暮らそう。
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