ドイツのVW工場に中国企業の触手

2025年1月17日

昨年、VWのドイツの工場閉鎖に関するブログを書きました。

VWは去年の年末に、なんとかドイツ国内の工場閉鎖は回避できました。しかし、ある情報筋(中国政府の考えに詳しい人物)が入手した情報によると、中国企業がドイツの自動車生産工場、特にVWの工場買収のチャンスを窺っている、とロイター通信が報じました。

仮に工場を買収されても、歴史のあるブランドを奪われる訳ではありませんが、買収した中国企業はMade in Germanyを手に入れることができます。つまりそれは、関税から逃れることを意味しています。

ドイツ政府が安全保障上の理由から強く抵抗して政治介入するでしょうから、個人的には中国企業が買収する可能性は低いと思っています。

しかし世の中何が起こるか分かりません。もし実現してしまったらドイツ国民にとってプライドが傷つき大きな喪失感を抱くことになり、”悪夢”と言う言葉では片付けられないほど深刻な問題になるはずです。

恐ろしいのは、万が一中国の自動車メーカーがMade in Germanyを手に入れた場合、価格競争、人材や技術の流出によって、EU全体の自動車産業を弱体化させる可能性があることです。

最近の中国は以前ほど高成長を維持できていません。そんな中国にドイツの自動車工場を買収する程の力があるのだろうか?と言う疑問が湧いてきます。しかし、実はこれが厄介で、経済が衰退する前に捨て身で大規模な投資や買収を仕掛けてくる恐れもあります。

もしこの話が表面化したら、当然ドイツも政府や関係機関が何らかの防御策を講じると思います。今年も自動車業界のニュースから目が離せませんね。


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