現行ブロンコを旧型ブロンコに改造して訴えられる
フォード・ブロンコは2021年から現行モデル(6代目)の販売が始まりましたが、古いフォードのブロンコ(初代)は今でもとても人気があって、レストアされていてコンディションが良い車両は20万ドル以上の価格で取引されています。
性能は現行現行のフォードブロンコの方が格段に良くなっていますが、それでも初代のデザインが人気なので、見た目を初代ブロンコ風のレトロなデザインに改装する業者が出てきました。
日本でも新車の外観をレトロなデザインに改装して販売している業者がありますが、それと同じですね。
ところが、フォードが新型ブロンコのレトロクラシック化をしている業者に
「余計なことするんじゃない!」
と、その会社を商標権侵害で訴えました。フォードが訴えたのはVintage Modern, Inc.(Vintage Modern bronco でググると出てきます)。
フォードは、Vintage Modern, Inc.がフォードの商標である”BRONCO”を無断で利用して不当に利益を得ており、消費者を誤認させ、この行為が消費者を危険にさらし、フォードのブランド価値を損なう恐れがある主張しています。
Vintage Modern, Inc.がどのようにして新型ブロンコをレトロ化したのか詳細は分かりませんが、どうも新型ブロンコのボディと旧型ブロンコのボディをスワッピングしているみたです。だとすると、安全性能や環境性能もメーカーのカタログスペックと変わる可能性がありますね。
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