インドでのスズキは正式にはマルチ・スズキ・インディアです。スズキがインドに進出した当時、インド政府は自国の自動車産業を育成するため、外国企業との合弁事業を奨励していました。
マルチ・スズキ・インディアについて、詳しくはWikipediaをご覧ください。

インドでスズキの乗用車が売れていることは一昔前からそこそこ有名な話だと思います。最近はインドも自国の自動車メーカー、タタやマヒンドラが力をつけてきたり、世界の自動車業界が激動の時代を迎えている昨今でも、スズキはインドで売れているのでしょうか？

はい、今でも売れています。インドでの乗用車販売台数シェアは40%をオーバーです。

先月（2024年8月）のインドでの乗用車販売台数ランキングは以下です。

1.マルチ・スズキ・ブレッツァ
2.マルチ・スズキ・エルティガ
3.ヒュンダイ・クレタ
4.マルチ・スズキ ワゴンR
5.タタ・パンチ
6.マヒンドラ・スコーピオ
7.マルチ・スズキ・スイフト
8.マルチ・スズキ・バレーノ
9.マルチ・スズキ・フロンクス
10タタ・ネクソン

TOP 10にマルチ・スズキが6車種もライクインしています。

2023年度（2023年4月～2024年3月）の乗用車販売台数数とシェア TOP 10は以下

順位	自動車メーカー名	販売台数	シェア%
1	マルチ・スズキ	1,759,881	41.7
2	現代自動車	614,717	14.6
3	タタ・モーターズ	582,915	13.8
4	マヒンドラ＆マヒンドラ	459,877	10.9
5	トヨタ・キルロスカ	245,676	5.8
6	起亜	245,634	5.8
7	ホンダ	86,584	2.1
8	ルノー	45,439	1.1
9	シュコダ・オート	44,522	1.1
10	MGモーター	44,115	1

今でもマルチ・スズキが大きなシェアを獲得しています。今年から始まった新NISAでインド株のインデックスファンドに注目が集まっていますが、スズキ自動車がインドに進出したのは、1981年、43年も前のこと。

スズキ自動車の先見の明は素晴らしいですね。

好きな車と、暮らそう。

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