EU最大の自動車市場ドイツでの記録的な販売減少
ドイツでEVの販売が急激に悪化してる件は皆さんご存知かもしれませんが、先月(8月)のデータを見ると、悪化の度合いがよく分かります。
2024年8月の新車登録台数は、昨年同月より27.8%もダウンしました。EU最大の自動車市場での記録的な販売減少はかなりショッキングなニュースです。
ドイツ主要メーカーでは
・Mini: 44.6%減
・Audi: 36.6%減
・BMW: 23%減
・VW: 23.3%減
・PORSCHE:18%減
・OPEL:-17.1%減
・Mercedes: 15.5%減
と、自国メーカーのこの減少はかなりの打撃だと思います。
特にEVの販売減が顕著で、昨年同月比は68.8%も減少しています。去年と比べてEVが大きく低迷した理由は補助金の打ち切りです。打ち切られる前に滑り込みで購入しようとした人が多かったので去年の販売台数が増えたので、その反動で減少幅が増えました。
今まで売れていたテスラは65,7%ダウンと大幅な減少を記録しています。
ほとんどのメーカーで去年と比べて登録台数が減少していましたが、好調だったのはボルボとプジョー。
・VOLVO:18.8%増
・Peugeot:16.9%増
なぜこの2メーカーがドイツで好調だったのかは謎ですが、ドイツ車よりも価格競争力があるからかもしれません。
ドイツの消費者も内燃機関車を買いたい人が多いのでしょうね。
好きな車と、暮らそう。
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