トヨタ車に乗らないほうが良い国
時々車両が盗難されるニュースを見ることがあります。ランクルが盗まれた、レクサスが盗まれた、プリウスが盗まれた、そんなニュースを見ると日本は車両盗難が多いな…と思っていまうかもしらませんが、世界的に見ると日本は車両盗難が少ない国です。
南アフリカは車両盗難がとても多いのですが、駐車場の車を盗まれるだけならまだまし。恐ろしいことに乗車中に奪い取られることもあり、偽警察官によるカージャック事件も発生しています。
外務省のHPによりますと
邦人が運転手と共に車両で走行中、後方から警察を装う車両に停車を求められたため応じたところ、拘束され、拉致された後、車及び所持品を全て奪われるカージャック事件が発生しました。
と、映画のワンシーンのような恐ろしい事件も実際に起こっています。拘束されたり拉致されたりってことは、下手したら命も奪われある可能性がありますよね!
そんな南アフリカの保険会社、King Price Insuranceが興味深い分析をしています。
King Price社が2年間調査したデータを分析し、カージャックのリスクが低い10車種を公表しました。
もっともカージャックのリスクが少ない車トップ10は
- アウディQ3
- チェリー・ティゴ4プロ
- フォード・フィエスタ
- フォード・フィーゴ
- ヒュンダイ・クレタ
- 日産アルメーラ
- 日産マグナイト
- スバル・フォレスター
- スズキ・ビターラ
- ルノー・クリオ
このランキングは、南アフリカでの人気に反比例しているようです。つまり、不人気車に乗ってば奪われるリスクが下がる、と言うことですね。当たり前のことですが、盗難率が高いランキングではなく、その逆を発表するところがとても面白い。
ランキングに入っている車両に共通するのは、部品入手が困難で修理で苦労する、です。フォード・フィエスタとフィーゴ、日産アルメーラは生産終了モデルなので部品入手が困難になっています。スバル・フォレスターは南アフリカでは希少車なので、カージャックリスクが低いとか。
南アフリカでカージャックに狙われやすいのはトヨタ車やフォルクスワーゲン。ハイラックス、セキュリティの甘い少し古いトヨタ車はカージャック犯に狙われやすいのでご注意ください。
好きな車と、暮らそう。
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