時代とともに車の販売の仕方も大きく変化しています。

昔は小さな中古車屋さんがたくさんあって、中古車情報誌を見て足を運び、実車を見てから商談して購入する方法が当たり前でした。

その当時の業界には怪しい店、ヤバそうな店も多くて、中には怖くてやむを得ず契約して（させられて）酷い車を買ってしまった人も少なくなかったと思います。

今の若い人は知らないと思いますが、昔の車屋さんはかなりやんちゃな店も多く、健全な業界とは言えない状況でした。先輩に聞いた話ではバブルの頃はバニーガールを引き連れて陸運局に書類手続きに来ていたり、オートオークション会場までヘリコプターで来ていた車屋さんもあったとか。今じゃ考えられませんが、そんな無茶な経営をしていた車屋さんは疾うの昔に無くなっています。

販売手法も今はずいぶん変わりましたが、昔はしつこい営業の電話は当たり前。売れる営業マンになるための本には、ストーカーまがいの行動を当たり前のように載っていたことを思い出します。

弊社はGooの輸入車版の中古車情報誌、グーワールドに中古車の情報を掲載していましたが、先月から誌面への掲載は止めました。グーの前身、月刊中古車通信の頃から中古車情報を誌面に掲載していましたが、誌面掲載を止めた理由は、ネット版のGoo-netで十分だと判断したからです。実際に雑誌のグーワールドもだんだんページ数が少なくなり、薄くなっていました。

時代が変われば売り方も変わるってことですね。

好きな車と、暮らそう。

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