米レンタカー会社の決断
ハーツ(HERTZ)はアメリカのレンタカー会社ですが、日本に住んでいてもHertz =レンタカー会社だと知っている人も多いと思います。
アメリカのハーツのレンタカーには多数のTESLAがあります。
2021年ハーツはTESLA MODEL 3を10万台も購入しました。この大量購入がきっかけとなってテスラの時価総額が1兆ドルを突破。ハーツは去年の春頃Molel Yも注文しています。
そんな世界最大手のレンタカー会社のハーツが最近思い切った決断をしました。
先月(2023年12月)から2024年中に2万台のTESLAを売却するというのです。
↓↓↓で売られています。
アメリカの中古EV購入時の控除の詳細は分かりませんが、控除を使うと14,000ドル位~の価格でTESLA モデル3のレンタカー落ち中古車を購入することができるそうです。
最近アメリカではEVの中古車価格がどんどん下落しています、ハーツが2万台を売っている間にも更に相場が下がる可能性があります。
さらに驚いたのは、TESLAを売約した資金を内燃機関車の購入に充てることです。ハーツはテスラ売却による収益は5億ドルになると見込んでいるとか。
ガソリン車の需要が依然として根強いことがTESLAの大量売却理由の一つのようですが、先月ブログにも書いた高い事故率も多かれ少なかれ影響があると思います。
また、今後EVの価格競争で新車の値下げが始まったらさらに中古車相場が落ちるので、今のうちに売っておこう…、と考えているのかもしれません。
アメリカにお住まいの方、これから中古EVが安く買えますよ!
好きな車と、暮らそう。
052-774-6151
auto@riesen.co.jp
サービス工場Blog
車検、点検、整備のあれこれを毎日更新!
熟練のメカニックの匠の技をご覧になれます。