世界一理不尽!?フィリピンの「ナンバープレート規制」が凄すぎる
フィリピンのマニラ首都圏(メトロ・マニラ)で実施されているこの制度は、現地で「ナンバー・コーディング(Number Coding)」、公式には「UVVRP(Unified Vehicle Volume Reduction Program / 統一車両量削減プログラム)」と呼ばれています。
世界最悪とも言われるマニラの交通渋滞を力技で解決するために生まれた、非常にユニークで切実な制度です。
その詳しい仕組みや、現地ならではのリアルな実態を掘り下げてご紹介します。
世界最悪レベルと言われる、フィリピン・マニラの交通渋滞。
それを解決するために導入された、日本では考えられない「力技の交通ルール」がある。
それが、車のナンバーによって「走ってはいけない曜日」が決まるシステム!
ざっくり仕組みをご紹介
車のナンバープレートの『一番最後の数字』で、平日の走行禁止日が決まります。
・月曜日: 末尾が 1 , 2
・火曜日: 末尾が 3 , 4
・水曜日: 末尾が 5 , 6
・木曜日: 末尾が 7 , 8
・金曜日: 末尾が 9 , 0
土日は全員セーフ!
実は24時間ずっと走れないわけではありません。基本的には朝と夕方の通勤・帰宅ラッシュの時間帯が対象になります。
・一般的な規制時間
朝 7:00〜10:00 / 夕方 17:00〜20:00
・ウィンドウ・アワー(Window Hours)
規制対象外になる日中の時間帯(10:01〜16:59)のこと。
この間は、その日の対象車であっても自由に走ることができます。
しか~~し!!ここに罠がある!!
マニラ名物「都市ごとのローカルルール」 メトロ・マニラは16の市と1つの町が集まってできていますが、都市によってルールがバラバラです。
例えば、中心地であるマカティ市(Makati)はウィンドウ・アワーを認めておらず、朝7:00から夜19:00まで一気通貫で通行禁止になります。
都市の境界線を越えた瞬間に違反切符を切られるケースが多く、ドライバー泣かせの仕様になっています。
■ここが面白い!現地のリアルな実態
このルールが生んだ、現地ならではの珍現象がこちら。
1.富裕層は「曜日違いで2台持ち」する!
「月曜ダメな車」と「火曜ダメな車」をわざわざ2台買うツワモノが続出。
結果、街の車の数が増えて渋滞が減らないという本末転倒な事態に……。
2.新車を買う時は「末尾の数字」に命をかける!
自分の仕事の予定や手持ちの車と被らないよう、ディーラーに「末尾は〇番で!」と必死に交渉する。
3.都市をまたぐとルールが変わる「罠」!
マニラ首都圏の中でも、都市(市)によって「昼間は走っていい時間(ウィンドウアワー)」があったり無かったり。
境界線を越えた瞬間に警察に捕まるドライバーが後を絶たない。
■意外な最新トレンド
最近は環境対策も兼ねて、「電気自動車(EV)やハイブリッド車は、何曜日でも走ってOK!」という特権が与えられている。
そのため、規制逃れのためにエコカーを買うリッチ層が急増中。
まとめ
国が変われば渋滞対策もここまでダイナミック(笑)。
もし日本で「あなたの車、明日は公道禁止です」って言われたらどうしますか?
好きな車と、暮らそう。
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