テスラキラー??

2026年6月28日

テスラキラーとして登場した初の国産EV、見た目がヤバすぎて世界中で大バズり!

ロシア初の国産EV「アンバー(Amber)」ですね。あの強烈なビジュアルの裏側には、実は今のロシアの自動車事情がこれでもかと詰まっています。
もう少し詳しく、この車の「なぜこうなった」を掘り下げてみましょう。

1. なぜあの形になったのか?(大真面目な台所事情)
世界中から「ジャガイモ」だの「怒ったアヒル」だのと言われたあのデザインですが、決してウケを狙ったわけではありません。
ロシアの自動車産業は、ウクライナ侵攻後の経済制裁によって、それまでカリーニングラードの工場(アフトトール)で行っていたBMWやヒュンダイなどの委託生産がすべてストップしました。
そこで「海外の部品に一切頼らず、100%ロシア国内の部品だけで車を作ろう!」と国を挙げて意地で作ったのがこの車です。

・ツギハギの悲劇
既存の別の車のシャシーを流用し、ヘッドライトなどの電気系パーツも国内で調達できるものを無理やりはめ込んだ結果、全体のバランスが崩壊。

・窓が極端に小さい理由
ドアやボディパネルを成形する技術やコストを削るため、外装に特殊な成形「ポリマー(樹脂)」のパネルをはめ込んでいます。
その構造上の制約で、なぜか「潜水艦の覗き窓」のような極小の窓になってしまいました。


2. 現在の状況:名前を変えて「まともな車」を増産中
あの強烈なプロトタイプは、あくまで「技術実証用のモックアップ(試作車)」でした。
実はアフトトール社はその後、「Amberavto(アンバーアフト)」という正式なブランドを立ち上げ、すでに「A5」というセダン型のEVなどを市場に投入しています。
驚くべきことに、その市販モデルの見た目は「めちゃくちゃ普通(むしろスタイリッシュなセダン)」です。月間の販売台数で一時ロシア国内のEVトップに立つなど、あの上半身裸でジャガイモのような姿からは想像もつかないほど、現場では大真面目にビジネスとして動き出しています(中身は中国メーカーの技術をかなり色濃く導入していると言われています)。
ちなみに、あの愛嬌ある初代プロトタイプのインパクトがあまりに強すぎたため、ロシア国内でもいまだに「アンバー」と言えばあのジャガイモ顔を思い浮かべる人が多いようです。


そしてこちらが、その後に正式ブランドとして発表・発売された市販型のセダンです。
あのジャガイモ姿からどうしてこうなったと言いたくなるほど、シュッとした現代的なEVに変貌しています。
こうして並べて見比べると、最初のプロトタイプがいかに「とりあえず動く形にして中身をテストするためだけ」に作られたものだったかがよく分かります。
むしろジャガイモの方が良かったかもね(笑)

今後のEVは、個性を出したほうが勝ちかもしれないですね。
私は選びませんけど(笑)


好きな車と、暮らそう。

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