今後の自動車にも大きな影響を与えるスペースX

2026年6月23日

史上最大級のIPOを実施したスペースXは、約750億ドルを調達し、時価総額は一時2兆ドル超に達しました。これは世界の自動車メーカー上位10社(テスラ、トヨタ、BYD等)をすべて足した額に匹敵します。

今日のニュースでは、

スペースXの株価が3営業日で23%下落して、6000億ドル(約97兆円)超の時価総額を失った

と報じられています。トヨタ自動車2社分が丸ごと吹き飛んだような規模感です。

スペースXの株は、株式総数に対して浮動株(市場で売買できる株)が極端に少ないので、どうしても少しの売買で株価が大きく動きやすいですね。

今後の自動車にも大きな影響を与えるスペースX

スペースXは宇宙規模のインフラ企業です。スペースXの稼ぎ頭のSTARLINKは、自動運転SDVの重要な基盤インフラになるでしょう(というか、既になりつつある…)。

また、今後の自動運転やロボタクシーに欠かせないAIインフラもスペースXのAI部門のxAIが重要な役目を果たします。

最大の投資テーマ、宇宙データセンター

そして、スペースX上場に際して最も注目を集めた投資テーマの一つが、宇宙データセンターです。自動運転にも欠かせないAIの活用が、今後どんどん進みます。自動車だけではなく、ロボットや航空機等、動く機械全般にAIが活用される時代に突入します。

自動車を含む動く機械には

・カメラ
・LiDAR
・センサー
・レーダー

等が搭載され、それらが状況を理解・判断し → 操作する。これにAIが活用されます。

AIの性能は今後も高くなりますが、各社のAIの性能差はそれほど広がらないか、その差がどんどん縮まる可能性があります。しかし、最終的には「どれだけ膨大なデータを処理できるか」というインフラの差が競争力に直結すると言われています。

そう考えると、土地や電力、冷却水の限界を無視できる宇宙データセンターを自前で建てられるスペースX(イーロン・マスク)の先見の明はすごいとしか言いようがありませんね。投資家はマスク氏が描く未来が現実になる確率に掛けている感じがします。実際に不可能に近いようなことをどんどん実現させているので、より期待は高くなります。


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