BYD、船まで自前で作り始める

2026年5月26日

BYD の「船まで自前で作る」は、単なる話題作りじゃなくて、世界の自動車産業の構造を変えかねないレベルの話です。

まず背景から。
なぜBYDは船を作り始めたのか!?

BYDはEVが売れすぎた。
特に欧州、南米、東南アジア、オーストラリア向け輸出が急増。
結果「港で船待ち渋滞」が発生。

普通のメーカーなら、商船会社に依頼、空き待ち、運賃上昇に耐えるんですが、BYDはそこで、「じゃあ船も自分で持つか」になった。
発想が完全に製造業というよりインフラ企業です。


実際に作ってる船がデカすぎる

BYDが投入している自動車運搬船(PCTC)は、1隻で7000〜9000台級を積める超巨大タイプ。

・BYD Explorer No.1
・BYD Changzhou
・BYD Hefei

しかも数隻ではなく、「艦隊化」し始めてるのが怖いところ。


面白いのは「垂直統合」が異常レベルなこと!
■普通の自動車会社
・部品会社から買う
・電池会社から買う
・船会社に運んでもらう

■BYD
・電池を作る
・半導体を作る
・モーターを作る
・車を作る
・船を持つ
・物流まで握る

つまり、EV版トヨタ+パナソニック+海運会社みたいなことを1社でやってる。
これが世界でかなり警戒されています。


なぜ欧州メーカーが焦ってるのか!?

例えば VolkswagenStellantis は、EV移行コスト、ソフトウェア開発遅れ、中国市場低迷で苦戦中。
そこへBYDが「安い・速い・電池強い・輸送も自前」で来る。
つまり「値段を下げたくても下げられない」。
これは昔、日本メーカーが欧米メーカーを追い込んだ構図にかなり似ています。


さらに怖いのは「船が広告塔」になってること!

BYDの輸送船、船体に巨大な「BYD」ロゴが入ってます。
つまり港に入るだけで「中国EV来たぞ」って見える。

ただの物流船じゃなく、
「動く国家級広告」みたいになってる。


日本への影響もじわじわ来てる

日本ではまだ、トヨタ、日産、ホンダが強いですが、EV専業で見ると中国勢はかなり勢いがあります。
特にBYDは日本で、バス・タクシー・法人営業車から攻めていて、「気づいたら街に増えてた」パターンを狙ってると言われます。


一番面白いポイント!

昔の中国メーカーって「安いけど品質が…」というイメージでした。
でも今のBYDは、技術・生産・電池・ソフト・物流全部を「国家規模」で最適化していて、もはや
「中国の自動車メーカー」というより、EV時代の総合インフラ企業に近い存在になってるんです。

だから自動車業界の人ほどBYDを「ただの新興EVメーカー」とは見てないんです。


伸び方が歴史的に危険なパターンに似ている!

【昔】
アメリカ「日本車なんて安物」

気づいたら品質で負ける

世界シェア奪われる

【今】
欧州「中国EVなんて低価格品」

気づいたら電池・ソフト・価格で負け始める

しかも物流まで自前


面白いのは「BYD=無敵」でもないこと。
実は弱点も結構あります。

■ブランド力

高級感や憧れでは、まだMercedesBenzやBMW、Porscheには届かない。

■ソフトウェア・UIのクセ

中国メーカー全般、メニュー構造、日本語訳、UI思想が独特で、「スマホっぽすぎる」と言われることも多い。
日本や欧州の感覚とズレる場合がある。

■地政学リスク

これが最大!
欧州やアメリカでは、中国依存怖いという政治問題が強くなってます。
だから関税や規制で止めに来る可能性がある。
実際EUは中国EVへの追加関税をかなり警戒的に検討しています。

それでも脅威なのは間違いない!

あ~怖い怖い


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