円安+中東情勢で「価格上昇&売れにくい」

2026年4月14日

■円安 → 輸入車は“構造的に”値上がりする
まず一番シンプルな話からしましょう。
輸入車は欧州・アメリカなどから外貨(ドル・ユーロ)で仕入れ。
円安になると同じ車でも円換算で高くなる。

例えば
1万ドルの部品
→ 1ドル=110円なら110万円
→ 1ドル=150円なら150万円

何も変わってないのに40万円アップ。
しかも重要なのは、車体だけじゃなく部品・輸送・オプションも全部外貨が連動して値上がり。
実際に円安の影響で「部品も含めて価格高騰」と明言されている


■ 中東情勢 →コスト全体を押し上げる
ここが今回の本質で、かなり影響が大きいです。
原油高 → 輸送コスト爆上がり。
車は船で運ぶ(海運)原油高 → 燃料費→輸送費が大幅増。
さらに
・ホルムズ海峡問題
・航路変更・遅延
・時間+コスト両方増える
実際に・・・
・原油高で物流コストが増大、海運も不安定化・迂回運航と指摘されている。

原油は素材でもある!!
見落とされがちだけど重要です。
車には、プラスチック、塗料、ゴム(タイヤ)など「石油由来素材」が大量に使われる。

→ 原油高
→ 製造コストそのものが上昇

結果・・・
値上げ不可避となります。
つまりこう
・円安 → 車両価格↑
・原油高 → 輸送費↑+製造コスト↑
合計でかなりの値上げ圧力になります。


■ なのに売れにくくなる理由
ここが一番重要です!!
理由①
単純に高すぎる
数十万〜100万円単位で上がり、一般層は買いにくい。

理由②
ガソリン代も上がる
原油高 → ガソリン高→維持費も上がる。

「買う+維持する」両方が重くなる

理由③
景気不安で買い控え
中東情勢 → 景気悪化、実際に全業界で景況感悪化
消費者心理
「今は大きな買い物やめとこう」となります。


■ だから起きている「二極化」
ここまでの結果
・一般層
高すぎる+維持費不安→買わない(売れにくい)

・ 富裕層
価格よりブランド重視→むしろ高級車に集中

実際にディーラーは「プレミア感・高級志向」を強化しています。


■ まとめ(かなり重要)

この現象を一行でいうと。
「コスト上昇で値上げ → 需要はむしろ減る」
もう少し分解すると・・・
① 円安 → 輸入価格アップ
② 原油高 → 輸送・製造コストアップ
③ 景気不安 → 消費マインド低下
④ ガソリン高 → 維持費不安

結果・・・価格↑+売れ行き↓


こうなるとEV車やハイブリッド(低燃費)車がさらに高騰していくかと。
一気に上がるわけではないけどトレンドには入っています。

まぁクルマ好きは燃料が高くなっても乗るでしょう(笑)
足としてでは趣味の場合は特にね。

大変な時代になりました。


 

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