DIYのバッテリー交換は危険がいっぱい
JAFのロードサービス救援データの統計を見ても分かる通り、自動車のトラブルで年間を通して最も多いのはバッテリー上がりです。特に気温が下がる冬に多くなります。
昔ならバッテリー上がったらジャンプスタートして車屋さんに持っていたり、カー用品店やホームセンターでバッテリーを買って自分で変えれば解決しました。
しかし、最近の自動車は電子制御が進んでいるので、バッテリーが上がのリスクが高くなりました。
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バックアップ電源の喪失
バッテリーが完全に上がってしまうと、パワーウィンドウ、電動スライドドア、アイドリングストップ機能等のの設定がリセットされ、再設定(学習)が必要になるケースがあります。 -
故障診断機(スキャンツール)の必要性
バッテリー交換後、車載コンピューターに「新品に交換した」と教えてあげないと、充電制御が適切に行われない車種が増えています。特に欧州車。
ジャンプスタートは要注意
昔はバッテリーが上がってしまったら、当たり前のようにジャンプスタートでエンジンを始動させていました。しかし、最近の車は注意が必要です。ジャンプスタート時の電圧変動(サージ電流)が、車両に搭載されているECU等の電子基板を破損させるリスクがあるからです。
また、EVはいかにも強い電気を蓄えているイメージが強いのですが、バッテリー上がりの車を救助しようと他の車をジャンプスタートするのは厳禁とされています。EVの12Vバッテリーはあくまで補機バッテリーなので、内燃機関車のエンジンを始動さえるためのものではありません。また、ジャンプスタートすることによってDC-DCコンバータやインバーターを壊す恐れもあります。
DIYでバッテリー交換は危険
昔なら「バッテリー位自分で交換できる!」とDIYで交換する人も多かったと思います。しかし最近の車(特に輸入車)は電源が完全に落ちると、それが原因で不具合が発生する可能性があります。「1分で交換できる、一瞬なら良いでしょ?」と思うかもしれませんが、僅かな時間でも完全に電源が落ちてしまうと故障する可能性があります。電源が落ちないよう、バックアップ給電しながらバッテリー交換する必要があります。
また、最近の車のバッテリーはめっちゃ重いです。20kg~30kgあります。「俺筋トレしてるから20kg~30kgなら余裕」って人でも、狭い空間に配線やホース類等にダメージを与えること無く的確に収納させなければなりませんので、下手したらぎっくり腰になります。
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