生活道路の法定速度が「30km/h」に・・・

2026年2月5日

2026年9月1日から施行される「生活道路の法定速度30km/h」への引き下げは、
日本の交通ルールにおいて歴史的な転換点となります。

これまでとの最大の違いは「標識がない場所でのルール」が変わることです。


1. なぜ「30km/h」になるのか?

最大の理由は、歩行者の生存率にあります。

  • 致死率の壁: 車と歩行者が衝突した場合、車の速度が時速30kmを超えると致死率が急激に上昇するというデータがあります。
  • 安全の確保: 通学路や住宅街など、道幅が狭く歩行者が身近にいる場所での事故を未然に防ぐため、世界的な安全基準に合わせる形となりました。

2. 対象となる道路(ここが重要!)

すべての道が30km/hになるわけではありません。対象は以下の条件に当てはまる道路です。

  • 中央線(センターライン)がない道: または中央分離帯がない道。
  • 道幅がおおむね5.5m未満: 車がすれ違うのがやっと、というような住宅街の道です。
  • 速度指定の標識がない区間: これまでは標識がない道(法定速度)は一律で「60km/h」でしたが、これが「30km/h」になります。

※センターラインがなくても、標識で「40」と書かれている場合は、その標識の指示(40km/h)が優先されます。

3. ドライバーが注意すべき「落とし穴」

この改正により、これまでは「捕まらなかった速度」でも、即座に厳しい罰則の対象になる可能性があります。

項目 改正前(〜2026/8/31) 改正後(2026/9/1〜)
標識のない狭い道の制限速度 60km/h 30km/h
50km/hで走行した場合 違反なし 20km/hオーバー(青切符)
60km/hで走行した場合 違反なし 30km/hオーバー(赤切符/即免停の可能性)

これまでは「狭い道だけど制限速度の標識がないから、ある程度スピードを出しても法律上はOK」だった道が、一気に取り締まりの重点区域になります。

4. いつから?

  • 2026年(令和8年)9月1日から一斉にスタートします。

この改正によって、住宅街での運転はかなり「ゆっくり」に感じることになるかもしれません。
当然『自転車』も対象に。青切符も取られるので注意が必要。

ますます「歩行者優先」になるということ・・・。
確かに歩行者とクルマ、歩行者とバイクや自転車では、圧倒的に弱い。
ただ、非常にマナーの悪い(信号無視やながら歩きなど)歩行者も多いのも事実。
面倒くさい世の中になりました。


好きな車と、暮らそう。
AUTORIESEN
052-774-6151

サービス工場Blog
車検、点検、整備のあれこれを毎日更新!
熟練のメカニックの匠の技をご覧頂になれます。