熊の車上荒らしに注意
車上荒らしをするのは人だけではありません。
北米では時々熊の車上荒らし被害の報告がありますが、日本もこれだけ熊の出没が多発していますので、熊出没エリアに駐車する際には熊に車上荒らしされないよう注意したほうが良いかもしれません。
熊による車上荒らしは悲惨!
人間による車上荒らしは金品や電子機器等の装備品等、換金できる物を盗むことが目的です。極力素早く、静かに、手間をかけずに物を盗むことを考えます。
一方、熊による車上荒らしの目的は、空腹を満たす食料にありつくことです。食べ物の匂がするのにその食べ物が見つからないと、食べる物に対する執着心が強い熊は、鋭い爪と凄まじい腕力で車内を引き裂いたり剥がしたり、破壊行動に出ます。
下の画像はYoutubeより引用したものです。
こちらの映像は、モンタナ州で車に侵入した熊が出られなくなり車内で一夜を過ごした、と言う映像。
車の所有者は、自分たちのスバル車がス”ベア”ル車になった、と笑顔で語っていたそうですが、糞もされて強烈な臭いが残っていたそうなので、心のなかでは泣いていたいと思います。
熊の車上荒らしを防ぐには
熊に車内を荒らされないための対策があります。
- 施錠の徹底
ドア、トランクルームの施錠をすることも忘れてはなりません。ただし、施錠していても車内に食べ物があると思われたら、破壊してでも車内に入ろうとするので、施錠すれば安心という訳には行きません。 - 食品の撤去
熊の嗅覚は犬よりもい良いと言われていて、数キロ離れた場所にある食べ物や死骸の匂いも感知できると言われています。未開封の食品であっても撤去すべきです。 - ゴミも撤去
食品の空き容器や、空のドリンクのボトルや缶も撤去すべきです。 - 匂いが出る物質の撤去
芳香剤、香水、化粧品、シャンプー等、匂いを発するものは極力撤去したほうがよいでしょう。 - 車内での飲食を避ける
シートはフロアの食べこぼし、飲食やテイクアウトによる車室内の残留臭も危険。飲食したらしっかり清掃して、車内の空気を入れ替えましょう。
こちらのXの投稿された車両、コロラド州の道路脇に、チョコレートのM&M’sを置いていたところ、熊が侵入して車内を破壊されてしまったそうです。
👀 Look at what a bear can do to a car when they’re hungry and smell food left inside 👀 pic.twitter.com/asvwA1BZJ5
— CPW NE Region (@CPW_NE) November 20, 2023
熊被害の車両を見ると修復が困難なものが多いですね。気をつけましょう。
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