24時間で4万台超えの予約注文が入ったGeely Galaxy M9
Geely(吉利汽車)は、フラッグシップSUVのGalaxy M9(PHEV)の受注を開始。8月24日の予約開始からわずか24時間で、4万件を超える予約注文を獲得したと発表しました。
「予約開始から◯万台の予約注文が入った!」
の手口は中国メーカーがよく使うマーケティング手法。ただ、スペックや装備を見る限り、この発表は大袈裟なものではないと分かります。
Galaxy M9の凄いところ
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- スーパーカーに匹敵するパワーのEM-P Hybrid 2.0
Geelyが独自開発したハイブリッドシステム、EM-P Hybrid 2.0は、1.5L直4ターボと3基の電動モーターで最高出力870馬力、最大トルク1,165Nmを発揮します。仮にバッテリー残量がゼロになっても、エンジンで走行可能で、その時の燃費は20.8L/km。18.4 kWhと41.5 kWhの2種類のバッテリーサイズの設定があり、EVモードの航続距離は
・18.4kWh → EV航続100km
・41.5kWh → EV航続210km - G-Pilot H5 (千里浩瀚H5)
G-Pilot H5と呼ばれる運転支援システムは、事前マップに依存しない市街地ナビゲート・オン・オートパイロットを実現していることです。従来のシステムは事前に集めたマップの詳細情報から得た情報を元に運転支援システムを動かしていました。G-Pilot H5は、LiDAR、車載カメラ、レーダー等を含む27個のセンサーを使って、走行しながらリアルタイムで周辺の情報を集め、そのデータを元に運転支援をすることを可能にしました。リアルタイムで集めた膨大な情報を処理しているのが、NVIDIA Orin Xプロセッサー(508 TOPS)。AIが次にとるべき行動(加速、減速、車線変更など)を瞬時に判断します。 - メルセデス・ベンツGLS級のサイズと充実装備
・全長:5,205 mm
・全幅:1,999 mm
・全高:1,800 mm
・ホイールベース:3,030 mm2+2+2の6人乗りで、全席パワーシートとシートヒーターが備わっていて、1列目と2列目はベンチレーションとマッサージ機能もついています。後席乗員向けに、天井に17.3インチ3Kモニター、9.1L冷蔵庫も装備されています。
その他以下の装備
・30インチ大型統合タッチスクリーン
・AIアシスタント「Eva」を搭載
・12.66インチLCDインストルメントパネル
・27スピーカーの高級オーディオ、
・デュアルチャンバーエアサスペンション(最大95mmの車高調整)
・連続可変ダンピング制御 - 車両価格は約400万円~
Galaxy M9はこの充実した内容で、車両価格が400万円~、上級グレードでも530万円位です。
M9に搭載されているLiDARは、一昔前は数百万円した高額部品でした。しかし、Geelyを含む中国の自動車メーカーはそのコストを数万円~30万円位までコストダウンを実現。中国自動車メーカー同士の激しい価格競争、薄利多売で市場シェアを獲得することが優先される等、市場環境がこの価格に設定された大きな要因だと思います。
- スーパーカーに匹敵するパワーのEM-P Hybrid 2.0
これからも中国の自動車メーカーは激しい競争の中でどんどん新車を市場投入してきます。
中国は世界最大の自動車市場で、国内外の多数の自動車メーカーが参入しています。特に新エネルギー車(NEV)分野では、次々と革新的なモデルが投入されていて、価格、性能、技術、そしてソフトウェア、コスト面で激しい競争が繰り広げられています。中国国内で成功した自動車メーカーは、激しい競争に勝ち抜いた証。価格競争力と先進技術を武器に、各国の市場に合わせたモデルを投入し、既存メーカーのシェアを虎視眈々と狙っています。
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