シボレーのピックアプEV、航続距離1,705kmを樹立
シボレー・シルバラードのピックアプEVが、1回の充電での航続距離の新世界記録を達成しました。
今回のチャレンジの記録は、航続距離1,705km(1,059.2マイル)でした。
今回の航続距離チャレンジは、記録を出すためにかなり特殊な条件で挑んでいます。
- 空気抵抗を低くするために30~40km/hで走行
- タイヤの空気圧をギリギリまで高くして転がり抵抗を軽減
- ワイパーブレードの位置を下げて空気抵抗を軽減
- エアコンOFF、そのた電装装置可能な限りOFF
- トノカバー(荷台を覆うカバー)を装着し空気抵抗を軽減
- 205kWhの大型バッテリーを搭載(テスラモデルS ロングレンジの約2倍)
また、気温が低い日はバッテリー効率が落ちるので、この季節を選んだと言われています。エアコンOFFだったので乗っていた人は暑かったでしょうね…
今回は航続距離を伸ばすことを最優先するセッティングなので、市販される状態と大きく異なる条件でした。同車両を日常運転した場合の航続距離は、メーカー発表では793kmになるそうです。でも、793kmでも十分凄い数字です。
今回のテスト車両に使われていたバッテリー容量は205kWhです。一般的に現在のEVバッテリーは1kWhあたり約5kgの重さと言われていますので、バッテリーだけで1トン位の重量があるのではないでしょうか。また、205kWhのバッテリーを充電するのはかなり大変です。家庭用の200Vコンセントからの充電で約34時間、出力150kWの高出力充電器でも1時間20分程満充電に時間がかかります。
今回のシルバラードEVの航続距離、確かに凄い記録ですが、いろいろ課題が見えたことも事実です。この課題は、恐らく全固体電池が登場したら大部分が解決すると思います。そうなったら残る課題は充電インフラのみでしょうか。
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