古いアメ車は頑丈だ?の誤情報が拡散される
アメリカ・ミシガン在住の1973年製クライスラー・ニューヨーカーのオーナーがSNSに投稿した交通事故直後の写真が話題になっています。
まずはその画像をご覧ください。
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投稿画像を見ると、クラシックカーであるMY1973のクライスラー・ニューヨーカーに、KIA RIO(2012年位と思われる)が追突したように見えます。KIA RIOのフロント部は大破していてエアバッグは全て展開、一方半世紀以上も昔に生産されたクライスラー・ニューヨーカーは、ナンバープレートが外れ落ちただけでした。
SNSで拡散されたこの画像を見た人たちは、
「古いアメリカの車は頑丈だった」
「最近の車は作りが脆い、古い車は優れていた」
という、単純なコメントもあれば
「今の車は乗員のダメージを軽減するため、衝撃を吸収するクラッシャブルゾーンが設けられている」
「車が無傷と言う事は、中の人間にダメージが及ぶんだぞ」
というコメントもありました。たしかに後者のコメントの方が正しいのですが、今回のケースではニューヨーカーの損傷があまりにも少ないことに驚かされます。
SNS拡散の恐ろしさ
この画像だけを見れば、KIA RIOがニューヨーカーに追突したと誰もが思いますよね。
しかし、SNSの画像投稿によって、意図せぬ誤解から確証バイアスがかかって誤情報が拡散てしまった典型的な例だったようです。
今回の事故には、他にも2台の車が絡んでいたらしく、KIA RIOのフロントがクライスラー・ニューヨーカーのアイアンバンパーで大破したと言う情報は誤りだったことが分かりました。
ニュースサイトですら、
「クラッシャブルゾーンが備えられているのでアコーディオンのように潰すことによって衝撃を吸収します。古い車は大きく硬いので衝突エネルギーがほとんど吸収されることなく乗員に到達する。」
と、表面的な情報に基づいて同様の見解を報じていました。
正しい情報や画像は以下のサイトが参考になります。
現代人は、たった1日で得られる情報量は、昔の人が一生かけて得られる情報よりも多いと言われています。情報を扱う側も注意しなければならないと改めて思いました。
好きな車と、暮らそう。
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