最近欧州で増えているガソリンスタンド詐欺
日本では起こりにくいと考えられますが、最近欧州で新手のガソリンスタンド詐欺被害の報告が増えているそうです。
その方法はこうです。
まず、この詐欺が実行されるのは、深夜の無人セルフのような無人または営業時間外で係員がいない、現金払いを受け付ける窓口がないガソリンスタンドです。
- 詐欺師が給油している客に
「クレジットカードを忘れて困っている。少量のガソリンを入れてその分は現金で支払うので、カードを使わせてほしい」
と頼みます。 - 被害者は親切心で
「いいよ、カード入れたからからどうぞ給油してください」
と詐欺師に伝えます。例えば詐欺師が10ユーロ分給油して車からノズルを抜き、給油スタンドにそのノズルを戻したとします。 - 詐欺師はクレジットカードで払ってもらった10ユーロを現金で支払います。
- 詐欺師は車の窓を拭くなりして、親切な人が立ち去るのを待ちます。
- 詐欺師は、再び給油スタンドからノズルを取り出し、給油を再開。満タンになるまで給油します。
これで、詐欺師は10ユーロの負担で燃料を満タンにすることに成功。
ここで疑問になるのは、なぜ給油を再開できたのか。
給油スタンドに給油ノズルを戻した時点で「給油終了」と認識しますが、詐欺師はパッと見ノズルは戻っているように見えるが、実は完全に戻っていない微妙なノズルの位置を知っていて、それを悪用したのです。
たとえそれがバレても
「あれま、ノズルがしっかり戻っていなかったようだ」
で済ませられるため、詐欺師に損失はありません。
クレジットカードの利用を許可した親切な人は、後日請求明細を見て騙されたことに気が付きます。
日本では起こり得る?
日本のセルフ式ガソリンスタンドでは、法律の関係で遠隔地(または店舗内の管理室など)から給油許可を出しているのが一般的です。セルフ式スタンドで給油する際、レバーを引いてもすぐに燃料が出てこないので、
「なんだコレ?」
とレバーを繰り返しカチカチ引く人がいますが、それはまだ遠隔地から許可ボタンが押されていないから。
このシステムの関係上、日本では同様の詐欺は起こり難いと思われます。現金払い不可のセルフ式スタンドも私が知る限りコストコ位ですし。
好きな車と、暮らそう。
AUTORIESEN
サービス工場Blog
車検、点検、整備のあれこれを毎日更新!
熟練のメカニックの匠の技をご覧頂になれます。




