前代未聞のコルベット8台盗難事件
アメリカのケンタッキー州ボーリンググリーンで、2025年3月22日(土曜日)の朝、新車のシボレーコルベットが盗難されました。
窃盗の被害にあったのは1台だけではありません、同時に8台の新車のコルベットが盗まれ、被害総額は120万ドル(日本円で約1.8億円)にもなるそうです。
このコルベット盗難で話題になっているのは被害総額ではなく、盗難された場所です。
シボレーに詳しい人なら、ケンタッキー州のボーリンググリーンと聞いてピンときたかも知れません。盗難された場所は、なんとコルベットの生産工場内。自動車ディーラーに配車される前の出来立てホヤホヤの車両を奪われてしまったのです。
盗まれた8台全て回収され、1人の容疑者が逮捕されました。少なくとも9人が窃盗に関与していたらしく、警察が捜索を続けています。
この窃盗事件の概要
- GMが盗難に気がついたのは警察からの連絡
コルベットの盗難は警察や保安官への通報により発覚しています。盗難だと確信して通報したのは自動車輸送業者。当初2017年型のコルベットの輸送の依頼を受けていました。ところが実際に現れたのは2025年モデルの新車のコルベット3台でした。しかも依頼者が21歳の若者で、かなり急かされたそうです。
明らかに不自然だと感じた輸送業者が盗難車に違いないと通報。
また、プライスが付いた赤色のコルベットを女性が運転していたとの通報もあったようです。
警察が動いて容疑者を逮捕し、その旨をGMに連絡。警察からの連絡を受けたGMは在庫確認を行ったところ、8台のコルベットが不足していることが判明。つまりそれまでGMは盗難の事実を知らなかったことになります。
- どうやって盗んだのか、セキュリティは?
セキュリティシステムをハッキングして監視カメラの映像をすり替え、センサーを無効化。警備員を縛り付け、映画やドラマさながらの窃盗だった…、にしては詰めが甘いので、おそらくセキュリティに問題があったのだと思います。今回の盗難はフェンスを切断して車両を搬出されていたそうです。しかし、GMが盗難の事実を知るまで時間がかかっているので、少なくとも警備員や監視システムは盗難を認知していないことになります。車両のキーもどのように保管されていたか謎、そもそも盗まれることを想定していなかったので車両内にあったとか?
回収されたコルベットは一部破損している車両もあるそうです。
初期報道では車両価格が日本円で2,700万円~のZR1が含まれているとされましたが、コルベット工場職員が敷地内を移動させていたZR1の画像がSNSで拡散され、間違った情報を握らされていたみたいですね。
しかし高額車8台盗難されてもすぐに気が付かないなんて、GMはトランプ関税のことで頭がいっぱいだったのか?
好きな車と、暮らそう。
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