GoogleアシスタントからGEMINI AIへ
Googleアシスタントが搭載されている車両はとても便利です。
ウェイクワードの「Ok Google」でGoogleアシスタントを起動させ、
「エアコンの温度を25度にして」
「シートヒーターをONにして」
「近くのガソリンスタンドに行きたい」
と伝えれば、エアコンの温度設定やシートヒーターのON/OFF切り替え、ナビのルート設定等を手を使わずに操作できます。
Googleアシスタントが車に搭載されるようになったのは最近のことですが、近い将来GoogleアシスタントではなくGemini AIが搭載される車が登場することで、カーライフが劇的に変化する可能性があります。
Gemini AIはGoogleアシスタントと同じGoogleが開発しているAIです。車両にGemini AIを搭載することによって、Googleアシスタント以上のいろんなことができるようになりますが、具体的にどう変わるのか気になりますね。
Gemini AIにどんな機能があるのか予想してみましょう。
Gemini AIが搭載された車両は、運転手1人しか乗っていなくても、まるで助手席に優秀なアシスタントが座っているかのようなことをやってくれるはずです。
まず、Ok Googleと声をかける必要はなくなります(これは予想ではなく、実際そうなるそうです)
AIはドライバーの習慣や、会話の内容・文脈を理解し、最適なパーソナライズ化を実現。
- 出勤するため車の座席に座ると、AIは行動パターンから運転手が出勤するのだと判断。自動的にリアルタイムに近い交通状況を元に最適なルート案内をする
- 仕事が終わって車で家に帰る際に、「風呂を沸かしましょうか?」と提案。帰ってまず風呂に入りたいなら「はい」と答えればOK。
- Googleカレンダーに、”11時に歯医者さん”の予定が入っていた場合、10:30頃に運転席に座ると勝手に歯医者さんまでのルート案内してくれる
- 「今からカフェに行きたい」と伝えると、混雑状況やドライバーの好みを考慮した今営業している店を選んで提案。
- 旅先のテーマに合わせたポッドキャストを推奨してくれる。例えば、大阪に旅行に行く場合、大阪の穴場情報を教えてくれるポッドキャストで情報収集しながら大阪まで車を走らせる。
- 疲労検知に加え、ドライブインを案内してくれる
- 自宅に近づいたら、「家のエアコンや加湿器がONにしましょうか?」と提案があり、「はい」と答えるとONにしてくれる
- 急ブレーキや急発進が多ときには、心が落ち着く音楽を提案してくれる
- 何月何日に◯◯ビーチに行き、その後◯◯カフェに寄り、◯◯ホテルに宿泊、と言った旅行の記録を自動作成
- 仲間と数台の車で移動するとき、マップ上に仲間の車の位置が分かるアイコンが表示される
AIは継続的な会話が可能になるので、
「姫路城までの道案内をして」
とルートを設定。その後
「その近くでランチできる評判の良い店を教えて」
と伝えると、姫路城近くでランチができる高レビュー店を提案してくれます。
こんなところでしょうか?
将来的には車両のコンディションすらAIが管理するようになるかもしれません。今は診断ツールを使って自動車の故障箇所を特定しますが、AIが車両のコンディションを管理するようになれば、
- ABSセンサーが壊れました
- オイルが汚れてきたので交換しましょう
- バッテリーを交換してください
のように、悪くなったところをピンポイントでお知らせしてくれるようになると思います。
AI依存度がどんどん高くなりそうだ…。
好きな車と、暮らそう。
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