テスラに日産への出資要請、フォックスコンはホンダに接近?

2025年2月22日

2025年に入ってまだ2ヶ月も経過していませんが、自動車業界は大きなニュースが多いですね。

昨日、日産の株価が10%近く上昇しました。


Yahooファイナンスより引用

ご存じの方も多いと思いますが、その原因は

米テスラに日産への出資要請か 元取締役が主導、菅元首相も支援―英紙報道

一方で、日産との合併交渉が決裂したホンダにフォックスコン(鴻海)が接近しているとの報道がありました。日産に接近していたフォックスコンは、ホンダとの交渉決裂したところを目の当たりにして、ここに来て心境が変化した可能性があります。

テスラの日産への出資要請に関する報道について、イーロンマスク氏はその考えは無いと述べているそうです。日産側がどう考えているのかは現時点では不明。

しかし、マスク氏の発言は今までの彼の言動から全く当てになりません。今やマスク氏はトランプ政権のアメリカ政治に強い影響力を持つ存在となっています。フォックスコンによる日産への投資は、中国企業の世界への影響力拡大に繋がりますので、その点をどう見ているのかも気になります。
フォックスコンは台湾企業ですが、単純に台湾企業と見るのではなく、中国と密接な関係をもつ企業であることをここに付け加えておきます。

政治的な話は置いておいて、日産には失礼かもしれませんが、テスラにとって日産への出資は明確なメリットが見出しにくい状況です。

  • テスラは生産能力拡大を目指している可能性はありますが、現時点で生産能力不足ではない
  • 日産の企業体質とは大きく異なり、テスラには意思決定や製品開発スピードが極めて速い
  • テスラには日産に負けないブランド力が既にある
  • 市場評価は圧倒的にテスラが上

企業体質の違い、意思決定速度の違いは協業に関係ないように思えるかもしれませんが、この違いが両社の摩擦を生む可能性があります。

日産はかつて
「技術の日産」
と呼ばれた時代もありましたが、最近はその技術力を十分に発揮できていないという見方があります。日産が今の世界でも十分通用する技術を持っていたとしても、企業風土が影響してそれが活かしきれていないとしたら、勢いのある新しい自動車メーカーにとってそれは大きな魅力かもしれません。

今年の年末には世界の自動車業界がどうなっているのか、予想もつきませんね。


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