冬用タイヤは細いと太いどちらが良いか
スタッドレスタイヤに交換するシーズンが近づくと、
「冬用タイヤは太い方が良い」
「いや、細いほうがよく止まる」
と意見が分かれることがあります。
Youtubeのタイヤビューチャンネルで、タイヤの太さによる性能差をテストしていました。
細いタイヤの方が、接地面が前後に長くなるので、発進時のグリップは僅かに良くなります。
ブレーキ性能は、太いタイヤの方が僅かに良くなります。
ハンドリング性能はほぼ差は無いみたいです。雪道では極端な速度域でのハンドリング性能を比較する意味がありませんので、比較的低速でのテストが行われています。
これらを総合的に判断すると、冬用タイヤのタイヤの太さによる性能差はほとんどないと言う答えになるみたいです。地形や気温、積もっている雪の状況によって、もう少し性能差が出るかもしれませんが。
コストを抑えるために、冬はタイヤとホイールをインチダウンする人が多いと思います。予算を気にしない人、見た目が重要だと思う人ならワイドにすれば良いでしょう。ただ、ワイドタイヤはわだちで多少ハンドルを取られやすくなるので注意が必要です。
特に冬山に行く人や寒い地方に住んでいる人で安全に走行したいのであれば、タイアの幅よりスタッドレスタイヤの銘柄選びや、残りの山、経年劣化に気を使ったほうが良いと思います。
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