Bloombergのニュースによりますと、VWはドイツ国内工場閉鎖を検討しているそうです。国内工場の閉鎖の検討は創業から87年で初めてのことになるそうです。コスト削減プログラムの一環として閉鎖を検討しているようなので、それだけVWは差し迫った状況に追い込まれていると言う事になります。

1994年から継続的に更新されてきたVWの雇用保障協定も、2029年の有効期限をもって更新しない意向を示しています。つまり、経営状態が悪化した場合、VWは人件費の削減を目的としてレイオフや解雇される可能性もある、ということになります。

VWのCEOは、新たな競合企業のヨーロッパ市場への参入が、ドイツを生産拠点としての競争力を低下させていると指摘。

BYD等の中国勢の台頭も関係しているらしく、VWのEV移行が思い通りに進んでいないことが分かります。

「VWがEV化への一方的なコミットメントで間違いを犯した」

と批判している政治家もいるようで…。

地元経済にも大きな影響を与えると思われる国内工場閉鎖。どうなるのか気になります。

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