半自動運転車は退屈過ぎて危険?
英ノッティンガム大学の研究によりますと、今現在販売されている半自動運転の自動車に乗っているドライバーの状況についてこう分析しています。
「ドライバーは退屈過ぎて危険」
半自動運転の車は、ハンドルやアクセル、ブレーキペダルの操作から解放されます。するとドライバーは道路や周囲の状況よりも、スマートフォンの画面を注視するようになります。この傾向は必要な操作が少なくなるほど顕著になり、退屈過ぎてつい動画の視聴やオンラインゲームで遊ぶドライバーもいるとか。
注意力散漫な緊急操作をしなければならない状況になった時、ドライバーは半自動から手動での制御を引き継ぐ準備ができていないので回避が遅れ、重大な事故に繋がるケースが多くなるそうです。
半自動運転車は、緊急時にいつでも手動で制御できる体制を整えておかなければ、逆に危険な車になってしまうのです。完全自動運転車が実現するのはまだかなり先になると思うので、しばらくは半自動運転車の扱いには十分な注意が必要ですね。
この退屈を回避する方法は、同乗者の存在。寡黙な同乗者では駄目かも知れませんが、会話ができる同乗者であればドライバーは少なくとも退屈ではなくなると思います。
また、この問題はAIが解決してくれる可能性があります。AIが操作補助をするのではなく、AIがドライバーの話し相手になって退屈から救うことは十分可能だと思います。
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