豪州のEV販売計画を狂わせたカメムシ
今年はカメムシが大発生しているみたいです。香川県では平年の94倍も大量発生しているそです。30都府県でカメムシが大量発生しているらしく、カメムシに効果のある殺虫剤が一時品薄になっていたとニュースで取り上げられていました。
カメムシは強烈な悪臭も厄介ですが、農作物への被害も出るのでたとえカメムシに遭遇することが無いエリアに住んでいても他人事ではありません。
オーストラリアではカメムシにまつわるこんな問題がありました。カメムシがEV販売計画を狂わせてしまったのです。
中国からオーストラリアにEVを運んでいた自動車専用船の船内にカメムシがいたため、オーストラリア政府がバイオハザードリスクがあると判断、船は中国に引き返しました。
EVは大半がテスラのモデルYだったそうですが、KIAのEVも1,000台程載っていました。この影響によって2023年の12月はテスラの販売台数が大幅に減少しています。
オーストラリアでは2023年に10万台のEVを納車できる予定だったようですが、カメムシのせいで87,217台にとどまったそです。
日本もセアカゴケグモやヒアリ等の外来種を警戒していましたが、いずれも上陸を許しています。オーストラリアは固有種や農業、畜産農業を守るため日本よりはるかに検疫が厳しい国です。
オーストラリアにってEV販売目標達成よりもカメムシの侵入を防ぐことのほうが重要だったと言うことです。日本に入ってくる船に多数のカメムシが見つかったらどう対処するのか気になりますね。
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