EVの価格戦争勃発か、その一方で…
ここ最近のEV販売低迷の影響で、テスラはアメリカ、中国、ドイツ等で車両本体価格を値下げしました。販売低迷で在庫が増えてしまったので、車両価格を値下げしたようです。
また、テスラは完全自動運転のオプションFSD(Full Self-Driving)も12,000ドルから4,000ドルも値下げしたそうです。
売れなくなり在庫が増えたから値下げする戦略は、ブランドイメージの低下や既納客は不満を抱くことになるので、長期的な視点で見るとマイナスになると思います。
そんなこと分かっていても、値下げしなければならない状況に陥っているようです。
BYDも去年の11月~今年の2月にかけて、大きな値下げをしています。EV販売台数ランキング1位・2位の値下げはEV業界に大きな影響を残すと思われます。
その一方で、アメリカのトヨタディーラーは、MY2024の新車のランドクルーザーを大幅に値上げして販売していると話題になっています。そのランドクルーザーは新車のメーカー希望小売価格が77,000ドル。それが2万ドルUPの97,000ドルの値段で販売されていると言うのです。
この値上がり分を現地ではマークアップと呼びますが、メーカー希望小売価格に日本円で300万円以上もONして販売されるほど、需要と供給のバランスが壊れてしまっているようです。
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