欧州市場で中国EVが20%シェア、でも本当のシェアは?
carscoops.comの記事によりますと、欧州で販売されているEVの5台に1台が中国製だそうです。
「もうEVの20%が中国製なのか!」
と言う意見もあれば
「なんだ、中国EVの台頭を恐れていたのにまだ20%なのか」
と言う意見もあるかもしれません。
しかし、実際には「もう20%、まだ20%」ではないそうです。
例えばVOLVOやMGは今や中国企業の傘下です。
また、以下の東洋経済ONLINEの記事
欧州自動車大手、中国生産のEVを全世界に輸出へ
BMWは「ミニ」のEVを24年から、ベンツやVWも続々
以前は、中国で製造されたドイツメーカーの車は、主に中国国内向けの販売に重点が置かれていました。ところが、東洋経済ONLINEの記事に書かれている通り、BMW、メルセデス・ベンツ、フォルクスワーゲンのEVも中国で製造して世界に輸出されることになると言うのです。
中国で製造した方が部品調達のしやすさ、コストや納期等の観点からもメリットが大きいようです。コストについては、日本を抜いてGDP世界3位になったドイツでは、最近ストライキが相次いでいて賃上げラッシュになっています。この状況だと、国外で製造したほうがコストダウンになるのでしょう。
賃上げ要求も度を過ぎると企業の競争力が低下し、結果的に労働者の首を締める可能性があります。日本は言うまでもないかもしれませんが、GDPで3位になったドイツもそこそこ問題山積なのではないでしょうか。
AUTORIESEN
052-774-6151
auto@riesen.co.jp
サービス工場Blog
車検、点検、整備のあれこれを毎日更新!
熟練のメカニックの匠の技をご覧になれます。