ネオクラシックカーの高騰

2024年1月18日

ネオクラシックカーとは、一般的に80~90年代の旧車を指します。
60年代や70年代より新しい「ネオ」のクラシックカーの意味合いです。

仕入れ担当の私は、よくオートオークションへ出かけます。
会場は大型商業施設の立体駐車場が3箇所もありとても広いです。
弊社の取り扱う車両は希少性の高く市場流通が少ないためすぐに見つかりますが、
プリウスなど流通の多い車両の場合、あちらこちらに並んでおり希望の車両を見つけるのが大変(笑)

さてさて話はそれましたが、会場にはクラシックカーコーナーやプレミアムコーナーがあります。
そこには懐かしいクルマが出品されており、ついつい足を運んでしまいます。

・ドラマや映画で爆破されていたクルマ
・近所の家でホコリを被っていたようなクルマ
・錆や凹みだらけのクルマ

などなど当時は資産価値が低かったクルマも驚きの価格で落札されていきます。
もちろん汚いままではなくとてもキレイに仕上げています。
価格高騰していることで持ち主も手放す傾向かつ業者も儲かるので出品も多い。
コレクターからすればありがたいのですが価格は財布に優しくない。
なぜか!?
それは昔の価格を知っているからです。
30万円で買えたのに300万・・・。
200万円台だったのに1,000万円オーバー・・・。
あの時買っておけばよかったとよく耳にします。
※私もその一人(涙)

円安のため海外バイヤーが強いのもあり高騰を加速させています。
日本の中古車は国産車、輸入車問わず程度が良いので世界から人気なのでしょう。
欧州の販売サイトで売られているローバーミニは「日本から来た」とよく書かれていますよ。

オートバイも例外ではないようです。
私が乗っていたHONDA CBR400Fなんて、当時20万円も出せば中古で買えましたが、
今では400万円オーバーです。
持ち運びが出来るオートバイとして発売されたホンダ・モトコンポ。
小さい頃、展示場の敷地内でよく乗りました(笑)
こちらも程度の良い個体は高騰。
また、みなさんも一度は地方の自転車屋などの2階にモンキーやゴリラが置いて
あるのを見かけたことはないでしょうか?
このモンキーやゴリラも例外ではなく高騰しています。

まだまだ納屋やガレージ、倉庫にはたくさんお宝が眠っているでしょうね。

古いから処分したい。
壊れているから処分したい。

実はお宝かも知れませんよ!

 

好きな車と、暮らそう。

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