軽微なバッテリー損傷でEVは全損になる?

2023年7月11日

EVが急速に普及している国では、自動車保険会社がEVを今後どのように設定するか、いろいろデータを集めているみたです。

自動車保険のリスクを調査している海外の研究者が以下のように述べています。

電気自動車のバッテリーは軽微な損傷があっても全損扱いになるケースが増えているそうです。EVの車両本体の中で最もコストがかかっているバッテリー。車種によってはEVの車両価格の約50%がバッテリーにコストがかかっています。軽微な損傷で廃車になってしまうようでは、持続可能な乗り物であるはずのEVが持続不可能な乗り物になってしまいます。

テスラはモデルによって電池パック形式ではなく、バッテリーを自動車構造材の中に組み込んでしまうように設計されているので、このタイプはバッテリー交換ができません。

この問題を放置すると、保険料がどんどん高くなり、化石燃料車以上にCO2を発生させることになるそうです。これに対して、英国政府はEVのバッテリーを修理できるようにするための規制を検討しているそうです。また、保険会社もEVのバッテリーの損傷を補償する保険商品を開発しているとか。

自動運転や安全装備が充実すれば、バッテリーの損傷を心配する必要がない時代が意外と早く来るかもしれません。

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