中古車の価格表示が10月から変わります

2023年6月21日

Goonetやカーセンサーで中古車を検索するとき、車種やグレード、年式、走行距離等、ある程度希望の条件から絞りこんで探す方法が一般的です。

ある程度絞り込んだ後は、走行距離や事故歴の有無に見合った価格なのかをチェックすると思います。絞り込みの時点で価格帯を決められる方もいるかもしれませんが、中古車で厄介なのはこの”価格”です。

例えば車両本体価格が100万円の、ほぼ同じ条件同じ程度の車があったとします。
支払い合計金額が
・A社は120万円
・B社は150万円
になったりします。

法定費用はA社でもB社でも基本的には同じ金額です。
登録費用や車庫証明書の手数料もそこまで大きく変わることは無いはずです。

問題は訳の分からない項目でそこそこ高額な費用が乗っかっている場合です。分からないと思ったら諸経費の欄を確認して、一つ一つお店の人に
「これはなんですか?」
と質問しないと、訳の分からない費用を支払わされてしまうことになります。分かったところでその諸費用は外せません、と言われる可能性もありますが…。

納車整備費用
納車整備費用についても、ろくに整備しないのに確り見積に入っているところもあります。弊社も納車整備費用はそれなりに頂いていますが、実際には納車整備費用以上の整備、消耗品交換を行っています。自社整備工場があるからできることです。納車整備費用でどんな整備をするのか確り確認しましょう。

保証費用
保証費用も支払総額に差が出るところです。弊社の中古車は基本的に無料の1ヶ月または1000kmまでの保証と、別途有償の保証をご用意しております。見積書に高額な保証費用が入っている場合は、その保証がまともに使えるものか要チェックです。高額な保証費用を支払って、いざ保証修理してもらおうとしたら、あーだーこーだ言われ使えなかった、なんてことにならないように。

さて、今日のブログのタイトル、“中古車の価格表示が10月から変わります”の件。
車両本体価格をアホみたいに低く設定して情報サイトで検索されやすくして、商談まで誘い込み、高額な諸経費を乗せる販売店がやりたい放題やっていましたが、支払総額を明確にしないとカーセンサーやGoonetに情報を掲載できなくなるのです。

真っ当な販売をしてきた車屋さんにとっては、
「なんでもっと早く対応してくれなかったの?」
と思っていまう内容ですが、まあ放置され続けられるよりはマシですね。

中古車情報サイトの運営会社としても、諸費用をガッツリ乗せる販売店は大手が多く、立場上あまり強く言えなかったのかもしれません。それじゃいけないんですけど。

ちなみに弊社は随分前から支払総額も表示しています。
諸費用についてお客様が疑問に思うことがあれば、ご納得いただけるよう説明も致します。

この支払総額も車検満了日や登録地や登録日によってこの数値から多少前後しますが、決して大幅UPになることはございません。今年の10月以降は情報サイト側の設定が変わり、より精度の高い支払い表示に切り替わります。

特に中古車は、
・個体による価値の差
・納車整備をどこまでやってくれるのか
・どんな保証がついているのか
にバラツキがあり、大きな買い物の割に複数物件と比較し難い商品です。

携帯電話もそうかも知れませんが、消費者が理解し難いプランで知らぬ間に無駄な費用を払うことが無いよう、皆様ご注意ください。

好きな車と、暮らそう。

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