アメリカの車の年間維持費が92.4万円(5,851ドル)

2026年9月24日

アメリカの年間の平均自動車維持費が発表され、あまりにも高額で驚きました。

年間維持費が92.4万円(5,851ドル)

アメリカにおいて、自動車のローン返済(車両価格)を除いた維持費の平均は、何と5,851ドル(日本円で約92.4万円)。新車と中古車を含む、全米の全自動車(乗用車)の平均値です。

※1ドル=約158円で換算

Insurify社やAAA(全米自動車協会)などのデータを基にした年間維持費、92.4万円(5,851ドル)の内訳は以下の通りです。

  • 自動車保険料(Full Coverage):年間 $2,237(約353,000円)

  • ガソリン・燃料代:年間 $2,126(約336,000円)

  • メンテナンス・修理費:年間 $1,488(235,000円)

※この内訳、新車の場合保険は高くなりますがメンテナンス・修理費は安くなります。中古車は保険が安くなりますが、修理費は高くなります。

これらとは別で、自動車ローン利用者にはローン返済が必要です。アメリカでは新車購入者の8割以上がローン・リースと言われています。中古車のローンは4割程。

自動車ローン返済平均額は

  • 新車:月額$765(約120,800円)
  • 中古車月額$542(85,600円)

車両価格がどんどん上がっていて、金利も高いアメリカではローンの返済額が年々増えています。

なぜ維持費が高額なのか?

  • 自動車保険料の高騰

    自動車保険の保険料は、2019年7月と比較して約50%上昇しています。車両自体の高価格化や修理人件費の増加があり、保険会社が支払う保険金が増えたため保険料に転嫁されている形に。

  • 現代の車に搭載された先端技術・電子機器

    衝突回避センサーや先進運転支援システム(ADAS)、EV(電気自動車)技術など、複雑な電子機器が標準化されたことで修理コストが跳ね上がっています。修理工場側もメーカー専用の診断ソフトウェアや設備の導入をしなければなりません。その分工賃も上がります。また、先端技術満載された部品はどんどん値段が上がっています。ヘッドランプが壊れても、バルブ交換での修理ができず「アッセンブリー交換で数十万円」なんてこともあります。

  • 燃料価格の上昇

    中東情勢による原油価格の変動を受け、ガソリン価格もかなり高くなりました。しかも国土の広いアメリカでは、走る距離も多いのでその分燃料を多く使います。

固定費地獄で減少する中流階級

自動車ローン+維持費で、アメリカで自動車を購入して維持すると毎年195万円~237万円程の出費が発生します。アメリカは世帯収入も日本より多いので楽勝では?と思われるかもしれませんが、住居費や医療費も日本と比べてかなり高額。日本よりハイペースで所得が上がっているアメリカですが、固定費(特に住・車・医療)がどんどん重くなっているので、中流階級がどんどん減っています。そう考えると、日本がマシに見えてしまいますね。


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