「ジャガー・ランドローバー4000人削減」の衝撃。
英高級車メーカーのジャガー・ランドローバー(JLR)が、今後2年間で世界全体で最大約4,000人の人員削減に踏み切る方針を固めました。
今後の影響は以下の通りです。
削減計画の概要
・規模
全従業員(世界約4万人)の1割弱にあたる最大約4,000人。
・対象
主に給与所得者(オフィススタッフ)や管理職を中心とした希望退職の募集。※工場などの生産ラインの作業員は直接の対象から外されています。
・期間
今後2年間をかけて実施。
・財務目標
年間17億ポンド(約3,500億〜3,600億円)のコスト削減。損益分岐点(黒字化に必要な年間販売台数)を従来の約38万台から30万台まで下げる体質改善を目標としています。
人員削減に至った主な要因
1.業績の悪化と販売低迷直近四半期の売上高が前年同期比で約9.6%減少するなど、主要市場(特に中国や欧米)における需要減退やEV転換の端境期による販売苦戦が響いています。
2.サイバー攻撃やサプライチェーン混乱の傷痕近年発生した深刻なサイバー攻撃の影響や、半導体・部材調達を巡るコスト高騰が利益率を圧迫しています。
3.米国関税や国際情勢のリスク米国などの関税政策の変動リスクや中国メーカーとの競争激化に対応するため、固定費の軽量化が急務となっていました。
4.電動化(EVシフト)への投資資金確保ジャガーブランドの完全EV化を含め、今後の電動化投資を維持するために非効率な組織コストを削り落とす狙いがあります。
今後の見通し
同社は10月上旬にかけて希望退職を募る予定ですが、集まらない場合は強制解雇にも踏み込む構えです。
一方で、今後12ヶ月以内に5つの新モデルを投入する製品戦略も進めており、組織のスリム化を図りつつEV時代への生き残りをかけた再編を進めることになります。
リストラで退職金が割増されたとしても、すぐに再就職できないリスクもあります。
また新しい職場、環境に合わないかも知れない・・・
2年間、常にビクビクしなければいけないのかと思うと仕事に集中も出来ませんね?
好きな車と、暮らそう。
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