BMWのエンジン始動時のCM、物議を醸す

2026年8月9日

OTA(Over-The-Air / 遠隔無線通信)機能を有する世界70カ国のBMWのエンジン始動時に、スクリーンに約19秒の映画スパイダーマンのCMが再生され、問題になっています。

なぜスパイダーマンのCMが問題になったのか?

BMWのスパイダーマンのCMが問題になった理由は、BMW所有者がエンジンを始動すると半強制的にそのCMが流れたからです。

BMWの言い分は、スパイダーマンとのタイアップを祝う特別なサプライズ演出で、ユーザーに良い体験を提供したつもりでした。つまり、BMW側の認識は「CM」ではなく「プレゼント」だったのかもしれません。しかし、自動車の室内はプライベート空間、希望していな演出を強制的に侵入させたことが不味かったようです。

もちろん、この演出を歓迎したユーザーもいるはずですが、全ての人がそんな気分で車に乗り込んだ訳ではありません。葬式に向かう途中や病院からの帰りで落ち込んでいた人もいるはずです。せめてデフォルトでプロモーションを受け入れるのチェックが外れていて、オーナー自身がONにしてCMが流れるのであればまだよかったはずです。

今後OTA経由のCMが増えるかも?

今回のスパイダーマンのCMの反応を受け、半強制的CMはもうやらないとは思いますが、別の方法でCMを活用する可能性があります。

例えば、課金して使用する車の装備。毎月1,000円払えばシートヒーターが使えるようになるが、支払わなかったらその機能が利用できない、所謂サブスク制の車の装備。本来なら毎月1,000円の支払いをしないと使えない機能を、CMを流すことで支払いが免除される。もしかしたらこんな時代が来るかもしれません。


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