アメリカが安全保障を理由に中国車の締め出す?
アメリカ議会で、超党派の議員たちが、中国製または中国の技術を使用した自動車をアメリカ国内に入れることを禁止すべきだ、との法案が提出されました。
禁止すべき理由は?
安全保障
禁止すべきだとする理由は、安全保障です。中国製あるいは中国の技術を搭載した自動車の、コネクテッド機能やLiDAR、GPSが回収したデータを、中国政府あるいはその関係者が閲覧・解析できてしまうことを恐れているのです。
例えばLiDARを搭載した車両が何万台と走り回ると、交通インフラ、軍事基地周辺の道路構造等を把握される可能性があります。
つまり、自動車が走るスパイデバイスになり得るってこと。
以前、HUAWEIのスマートフォン等が規制されましたが、それと同じ流れですね。
産業保護
もう1つの理由は、産業保護。どちらかと言うと、こちらの方が強い意図がある?産業保護を安全保障という言葉で正当化しているのかもしれません。
アメリカの新車の平均価格は5万ドルに迫る程高額です。一方もしアメリカに中国製の乗用車が入ってきたら、2万ドル~3万ドル位の価格設定をしてくる可能性があります。
若年層や低所得層にとっては新車を購入できるチャンスになりますが、アメリカは低価格帯から市場全体を崩されることを恐れているのだと思います。以前(1980年代)アメリカで安い日本車が売れまくって貿易摩擦になり、バットやハンマーで日本車をボコボコにするパフォーマンスのシーンを思い出しますね。
「自国の産業を守りたいから他国を排除する」と大きな声で言えないので、「安全保障の面で中国の脅威から国家を守る」という大義名分を使うわけです。
アメリカではTP-Linkも異常な脆弱性がある、として規制を始めたそうです。
TP-Link側は「中国から切り離されたアメリカ企業でベトナムで生産を行っている」と主張しています。しかしアメリカ当局は「TP-Linkは依然中国の影響下にある」と疑っています。
TP-Linkが実際にどうなのかは分かりませんが、製品の良し悪しだけで市場を奪おうとするのではなく、社会的・政治的にどう受け入れられるかも重要ってことです。
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