動物との接触事故

2025年12月11日

一般道や高速道路を走行中、突然飛び出してきた動物にヒヤリとした方も多いと思います。
弊社でも2年に1回くらいで動物と接触事故を起こした車輌が入庫します。

万が一事故を起こして閉まった場合。

■事故後の状況と対応
・車両の損傷
鹿などの大型動物との衝突は衝撃が大きく、車両が大きく破損する可能性が高いです。
最悪の場合、車が全損となることもあります。

・人身の危険
運転者や同乗者が負傷する危険があります。

・事故の扱い(法律上)
野生動物は法律上「物」として扱われるため、衝突事故は基本的にガードレールなどにぶつかった時と同じ「物損事故(単独事故)」扱いになります。

・警察への報告義務
交通事故を起こした場合は、物損事故であっても警察に報告する義務があります。
報告を怠ると、道路交通法違反に問われる可能性があります。

・動物の救護
衝突した動物が怪我をしている場合は、二次被害の防止や動物愛護の観点から、可能な範囲で安否を確認し、難しい場合は動物病院や保護施設、自治体などに連絡し指示を仰ぎます。

・死骸の処理
動物が死亡している場合は、他の車の事故原因とならないよう、自治体の清掃担当部署や環境課、または道路緊急ダイヤル(#9910)に連絡し、処理を依頼します。

 

■保険の適用について
・任意保険(車両保険)
野生動物との衝突による車両の修理費用は、任意保険の車両保険で補償されます。
ただし、契約内容(一般型かエコノミー型かなど)によって補償されない場合もあるため、保険会社へ契約内容の確認が必要です。

・人身傷害補償・搭乗者傷害保険
運転者や同乗者の怪我の治療費は、人身傷害補償や搭乗者傷害保険で補償されます。

・自賠責保険
自賠責保険は対人賠償(人の死傷)のみを補償するため、物損事故である動物との衝突では適用されません。

■二次被害と責任
・二次被害の防止
事故後は路肩などの安全な場所に車を停め、ハザードランプや三角表示板で後続車に注意を促し、二次被害を防ぐことが重要です。

・回避行動による事故
飛び出してきた動物を避けようとして急ハンドルを切り、対向車やガードレールなどに衝突した場合、通常は回避行動をとった運転者の責任とされることが多いです。

野生動物の飛び出しが起こりやすい場所では「動物注意」の警戒標識に注意し、特に夜間はヘッドライトの上向きを積極的に使うなど、慎重な運転が求められます。
師走の忙しい中ではありますが、気持ちと時間に余裕をもって、安全運転しましょう。

 

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