ルノー4が多く生き残っている国
日本国内の道路でルノー4とすれ違うことは滅多に無いと思います。生産終了から32年経過していますからね。
そんなルノー4が今でも多く生き残っている国があります。
もちろんフランスにはまだ多数のルノー4が生き残っていると思いますが、アフリカ大陸の隣の島国”マダガスカル共和国”にはまだ多数のR4が現役で走り回っています。
Goole Mapのストリートビューでマダガスカルの街を調べてみると、結構な確率でルノー4が発見できます。ルノー5やEXPRESS、シトロエンの旧車もかなり多いです。
他のストリートビューのリンクも置いておきます。
https://maps.app.goo.gl/iur39kwt65XR77AGA
https://maps.app.goo.gl/C9ao5RYUTZViPBLw5
https://maps.app.goo.gl/qPDYtnaJCarN23pK8
マダガスカルのルノー4は、自家用車だけではなく、タクシーもかなり多いみたいで、パトカー仕様もあるそうです。
1960年にフランスから独立したマダガスカル共和国、その後もフランスとの結びつきが強く今でもフランス車の人気が根強いようです。経済的な理由や道路の舗装状況、自動車整備の設備や技術等の関係で古いフランス車が多いのでしょう。
日本ではフランス車の旧車を維持することはある程度の経済的なゆとりが必要ですが、マダガスカルでは経済的な理由でフランス車の旧車を選ぶ、対照的でとても興味深いですね。
しかし、経済的な理由でと書きましたが、マダガスカルの人たちが仕方なくルノー4に乗っているわけではありません。 Renault 4L Mada Association(ルノー 4L マダ協会)も存在し、首都アンタナナリボではルノー4のオーナーたちが愛車を走らせるイベントも開催されています。ルノー4はマダガスカルの人々の生活に深く根付いていて、単なる乗り物ではなく、歴史や文化が織り混ざった特別な車なのです。
最後にマダガスカルのキャトルの映像をご紹介します。
好きな車と、暮らそう。
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