電動バイクのOla Electric、絶好調だったけど…

2024年10月14日

今日は二輪車について。

今急成長しているインドの電動二輪車メーカー、Ola Electric。日本と関係ないと思われるかもしれませんが、ソフトバンクグループが急成長すると見込んでOlaに出資しています。実際にOlaは急成長を遂げ、Olaの時価総額は1兆円を突破。この投資は大きな成功を収めています。

ところが最近、Olaの商品を購入した消費者の満足度が大きく低下して問題になっているようです。

消費者から寄せられる主な苦情は

・バッテリーに関するトラブル
・アフターサービスに対する不満
・保証サービスを拒否される
・修理後も故障が多発
・広告と異なる性能

1年間で中央消費者保護当局(CCPA)に10,000件を超える苦情が寄せられています。

Olaに対する不満が募って大きな事件も発生しています。カルナータカ州で26歳の男性がOlaの電動バイクを購入しました。ところがバッテリーに不具合が発生し、何度も修理依頼をするも対応してくれませんでした。男性は怒りが爆発して、Olaのショールームに展示されていた二輪車6台に火をつけ店舗焼いてしまったのです。

男性は逮捕されてしまいましたが、この事件でOlaに対する不満が浮き彫りになりました。

Olaのショールームはどんどん増えているみたいですが、インドの電動二輪車市場は競争が激化していて今後は苦戦する可能性があります。勢いよく成長した企業は衰退も早い傾向にありますが、持続できるかどうかは今後のアフターサービスにかかっている?

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