アメリカを襲ったハリケーンで、EV火災リスクが露呈
アメリカ南東部を襲った大型ハリケーンのヘリーン。死者は100人を超え、多数の行方不明者も出ています。
このハリケーン ヘリーンが洪水をもたらしましたが、近年のハリケーンには一昔前のハリケーンには無かった新たな被害が出ています。
その新たな被害はEVの火災です。
特に塩分を含んだ水に浸水したEVは発火の可能性が高くなりますので、高潮や、津波による浸水が危険と言う事ですね。
映像は洪水の被害に遭ったフロリダ州ピネラス郡のガレージに設置されているカメラが、テスラ・モデルX 発火の瞬間を捉えたものです。
このハリケーンで大規模な停電も発生していますが、停電中に充電できなくなってしまうことはEV所有者じゃ無くても分かります。しかし、洪水でEVから火が出て家も燃えてしまるリスクがあることを知っている人は少ないと思います。
2年前のハリケーン イアンの時には5,000台水没したEVのうち36台が発火しています。
ハリケーン ヘレーンが上陸する前に、フロリダ州のロン・デサンティス知事がEVを高台に移動させる、それができなければ、建物や燃えやすいものから50フィート(約15メートル)離れたところに移動するよう呼びかけていました。
具体的な火災被害の台数はまだこれから分かると思いますが、ハリケーンによってEVに悪いことばかり起こっている訳ではありません。停電中に、EVの電気を住宅に給電できた人たちもいます。
また、内燃機関の車でも水没すると燃える可能性はゼロではありません。電気線の漏電やショートで車両火災になることあります。特に塩水に浸かってしまったら注意が必要です。
好きな車と、暮らそう。
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