ウクライナ軍とTOYOTA MIRAI
THE DRIVEの記事によりますと、トヨタの水素自動車”MIRAI”をウクライナ軍が爆弾にしたという記事がありました。
ウクライナ軍は壊れたミサイルから回収した部品とMIRAIの水素燃料電池使って爆弾を製造したそうです。(※水素燃料電池自体が爆発するのではありません)
その爆弾は遠隔操作によって爆発させることができ、反攻作戦の一環として使用されました。遠隔操作できる車両にこの爆弾をのせてロシア軍の弾薬庫付近でボカンッ!
この爆弾、即席爆弾ではありますがその破壊力はかなりのもので、キノコ雲を巻き上げた後大規模な火災を引き起こしたそうです。ロシア軍側の要塞は強力な爆風によって破壊されました。
MIRAIの水素タンクは10,000psiの圧力で5.4kg程の水素を貯蔵することができるそうです。10,000psiという数値がどれくらい凄いのかわかりにくいと思いますが、どれくらいの圧力かと言いますと
・一般的な乗用車のタイヤ空気圧の約333倍
・水深6900メートル位の水圧
に相当し、約357ポンド(約162kg)分のTNTに相当するそうです。
以前、イスラム国が好んでトヨタ車を使っていて、アメリカ当局がトヨタに説明を求めたことがありました。しかもトヨタ自動車は以前製造販売していたミニバンの車名がISIS(アイシス)だったので、イスラム国のISISと偶然一致してしまったので、どうなってんの?と疑われたことがありました。
もちろんトヨタ自動車はテロリストととは無関係で、利便性・走行性能・耐久性が高い、高度な民生品だったので、善良な一般人からテロリストまで幅広い層に支持されていだけです。
水素は発火温度が527度と非常に高く、仮に漏れてしまっても軽いのですぐに上昇して拡散し、危険な濃度に達しにくくなります。水素はとても未来のある燃料ですね。
好きな車と、暮らそう。
AUTORIESEN
052-774-6151
auto@riesen.co.jp
サービス工場Blog
車検、点検、整備のあれこれを毎日更新!
熟練のメカニックの匠の技をご覧頂になれます。